Simple Plan & GOB @ Akasaka Blitz (26th April '03)
カナダ名産バンド大放出市 - part2 Simple Plan
| 続いて、モントリオールのシンプル・プラン。ピエールくん、少し丸くなったんじゃない?髪も丸めたならば体も丸くなりました。「スシ、スシ」とウィー・ラヴ・スシを大アピール。シンプル・プランのファンには申し訳ないけれど、そんなに美味しいもんをたらふく食べてるから、太るんだっ!容姿もメンバーそれぞれ少しずつ変わっていても、ライヴは変わりなく甘酸っぱいメロディとシンガロンで、青春街道まっしぐら。
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この人たちのライヴは何度見ても、それがいくら同じセットでも楽しい。楽しいというより、気持ちがいい。眼下のフロアは、これ以上詰められないくらい前方に人の塊が詰め寄せている。"You Don’t Mean Anything"、 "The Worst Day Ever"、あちこちでまるで鳴門海峡のようなモッシュが出来上がる。GOBで全エネルギーを使い果たしたかのように見えていたフロアの若人たちは、短時間に燃料補給ができるらしい。相変わらずの衰えることを知らない絶好調の跳ね具合だ。シンプル・プランのメンバーも、よくもあれだけ飛び跳ねながら、歌ってプレイできるなと感心するほど弾け飛ぶ。
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| Cheap Trickの"Surrender"と、Bad Religionの"American Jesus"はお約束。ピエールのちょっと高い甘い声で歌うと、それは誰かのカヴァーではなく、シンプル・プランのオリジナルに聴こえてしまう不思議なヴォーカル・マジックだ。
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GOBが骨太にガンガン攻めまくりフロアを騒がせたのに対し、シンプル・プランはキャッチーで爽やかで耳に心地いい馴染みやすいメロディで、どの曲でもマイクを向ければ大合唱になるシンガロンできる和やかな弾けっぷりだ。そして、もちろん待望の"I'd Do Anything"では、相変わらず突っ走りだしたくなる疾走感がたまらない!
終盤"Perfect"で「携帯、ライター、なんでもいいから光るものを出して」と声をかけると、フロアのあちこちで光が灯る。ゆらゆら揺れるその光と静かにゆっくり流れるこの曲で、ちょっとセンチメンタルに浸る。これがシンプル・プランが持つ青春の甘酸っぱさなのだ。"I'm Just A Kid"でピリオド。
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GOBもシンプル・プランも、個人的にとびきり好きなバンドである。頭を空っぽにして飛びまくれるGOB。切なくもポップなメロディが印象的で胸をグッと鷲づかみにするシンプル・プラン。このライヴ後に両バンドともサイン会と握手会があった。シンプル・プランはCD購入者のみでも、ものすごい列。そして会場外でやっていたGOBは、何の制限(フリー参加)がなかったこともあり、いつ終わるのか先が見えないほどの長蛇の列。ひとりを目の前に、親切丁寧に(しかも超笑顔で)接する両バンドの笑顔はめちゃくちゃ愛らしく、ステージ上で見せるプロの顔とはまったく違う、素のお兄ちゃんたちの顔だった。そんな彼らに「楽しかったよ!最高だったよ!」と一言伝えたいと思いながらも、長蛇の列の末尾に並ぶ気力もなく、心の中でそうつぶやきながら、ブリッツを後にした。その日は、私の誕生日。とっても、スペシャルなバースディになった。
report by ali and photo by maki
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