buttonAsian Dub Foundation @ Kawasaki Club Citta (5th April '03)

最後列までバッキンバッキン --- Part2 ---
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 うおおおお何だこれは。尋常じゃないグルーヴ。尋常じゃないグルーヴ。確かにこ のリズムは超協力で踊り出さずにはいられない気持ちがわかる。はい、この辺で告白 します、実はADFを生で体験するのは初めてなんですねボク。でもちょっと待ってく ださい、少しだけ態勢を整えさせてください、油断してたのは謝るんで。といっても 誰も聞いちゃあいねえ。相変わらず続く周囲の暴動から必至にバッグを守ることで精 一杯の俺(だって修理したばかりのストラップごと引きちぎれられそうなんだも ん)。と思ったら今度はボーカリストが二人まとめてステージに。大喜びのオーディ エンスと泣きそうな俺。少しはこっちの状況も考えろ、出て来るの早すぎだよバカ (今こうして思い返してみると見事な逆ギレですね)。

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 怒号。

 かんべんして下さい。歓声、っていうレベルじゃない。誰も怒ってもいないのに怒 号ですよ、怒号。周囲がいきなり荒れ始める。でもって間髪要れずドラムス、ベーシ スト、太鼓叩き、ギタリストも登場。太鼓だったかドラムだったかリズム・ループ だったか(悪い、本当に覚えてないんです。これでもレポーターか)、とにかく第一 音が鳴り始めた。その瞬間なにかのスイッチが入って、四方八方の猛者どもがドッカ ンドッカン暴れ始める。とりあえず乗り遅れて邪魔だとばかりに軽くフッ飛ばされる 軽量の俺。刺青が入ったゴツイ兄ちゃんはともかく、150センチ強の女の子までにま で容赦なく突き飛ばされてピンボール状態。しかし休む間もなくベースの音が響き出 す(これは目や耳じゃなく体で体感できた)。


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 メンバー・チェンジの結果加入したツインMCが妙に流暢な日本語で客をあおりやが る。「センソウハンタイー !!」「カワサキー、サワゲー !!」そしてラップとも歌と もつかぬ独特なメロディ・ラインが流れ出す。動きも奇妙にどこか民謡風。ヒップ ホップと東洋の融合。これは確かにカッコイイ。ただ、俺はこの時それどころの状況 じゃなかった。頭上を人がごろんごろん転がっていくし、それを受け止めたり間一髪 でかわしたと思ったら他の誰かのカカト落としが脳天に突き刺さる。あの、ボク、格 闘技じゃなくて演奏を観にきてるんですけど。さすがにこの辺で退散を決意してス テージを背にする。悪いけど終盤までこのポジションは無理っすよ。ところが後ろを 見て唖然。
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 最後列までバッキンバッキンに盛り上がってるのだ。うそでしょーこれ。だってPA 卓の目の前で肩車やポゴしている連中がうようよいるんだぞ。満員電車みてーな状態 のフロアに安全地帯がまるでなし。ハイスタやレイジのライブだってこんなことな かったぞ、おい。強いて言えば壁際が比較的平和だったようだが、それは後から知っ たこと。でもってなんだかとうとう笑えてきたことを覚えてる。何かが吹っ切れまし た、ハイ。
 結局最後まで終始このテンションをキープし、ワタシも結局踊らせてもらいました よ。最後には妙に息の合ったツインMCが観客席にまで飛び込んできてえらい騒ぎ。こ いつら毎回こんなライブやってんのか。今までナメてた。甘かった。でも、このライ ブ観れて本当によかった。なんだか運動量の激しいスポーツを終えた時のような爽快 感が残った夜。それにしても、バンドもすげえけどお客さんスゴすぎだよ本当に。あ の深夜にあれだけの運動してたの川崎であんたらだけだよ、きっと。
Asian Dub Foundation

report by joe and photo by maki
*なお、写真は4/2の赤坂ブリッツでのものを使用しています。

The official site

Asian Dub Fundation

http://www.asiandubfoundation.com/
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