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ロビー・ウィリアムスといえば、元テイク・ザットのメンバーであり、イギリスでは「もっともセクシーな男性」であり、彼の一挙手一投足に注目が集まり、アルバム・セールスは日本とは比較にならないほどのビッグ・アーティストである。今や健在の超大物ボーイズ・グループからソロ活動しているジャスティン・ティンバーレイクやニック・カーターといった人もいて、その人気は当然グループに負けず劣らずスゴイけれども、そういう人にはあまり興味がない。解散したボーイズ・グループからソロ活動している人で、生き長らえて人気を維持している人はロビーくらいなんじゃないかと思う。ローナン・キーティングもいるけれど、その存在と話題性はロビーの方が格段上をいっているはずだ。なんて、ロビー贔屓すぎ?この日のライヴを見て一言。ロビー、あんたスゴイよ。惚れたよ、私は・・・。 AXへの通路に踏絵のように映し出された「RW」の文字。会場の上方にキラキラ浮き上がる「robbie williams」の緑色のライト。ロビー祭りだ!整理番号順に入場し、開演10分前に入った場内はすでに満員。熱狂的なファンは、どうやら全国各地から渋谷まで集まってきたらしい。ファンは女の子だけかと思いきや、男性の姿も目立つ。さすが、最もセクシーな男は、日本の男性をも魅了するんだ。外人の姿も目立つ。私も四方八方を外人に囲まれた。その外人が誰よりも一番興奮していたように思う。ステージ後方には、モヒカンでジャンプするロビーのスクリーン。どうやって登場するんだろうか?あのスクリーンを突き破ってジャンプして登場?有り得ない話でもない。でもこれが意外とシンプルに登場。王様のような堂々とした態度と歓声に満足げな表情でゆっくりロビーは現れる。黒のジャケットに黒のTシャツ、ジーンズ姿。ロビーが現れると悲鳴にも聞こえる黄色い歓声。ドームでのバックス以来に聞いた、久々の鼓膜にビリビリくる割れんばかりの黄色い声。思わず私も「ロビー!」と叫びたくなる。 "Let Me Entertain You"で、そのタイトルとおりスタートから会場を盛り上げる。いつの間にか、一寸たりとも歌声を聞き逃すまいと集中し、一秒たりともロビーの姿を見失うまいと必死にロビーの動きを目で追う自分に気づく。釘付けだ。そして続いて"Let Love Be Your Energy"。思わずイントロで「やったー!」と手を叩いて喜んだ。この曲は、ロビーが歌うとものすごく説得力のある曲でもあり、パワーのシャワーを注がれている気分になる。私はこの曲をアルバムで初めて聞いた時に、歌唱力とその声の心地よさに打たれたのだ。それは、目の前で生で聴くと、一層強く感じる。より歌唱力が際立っているのがニュー・アルバム『Escapology』だろう。その中の、ライヴでもやった"Feel"や"Monsoon"、"Come Undone"で、以前よりもずっとオトナになった落ち着いたロビーが聴ける。彼の聴く人を気持ちさせる歌声は、この日もまったく失われてはいなかった。スゴイよ、ロビー。どんどんロビーの声に吸い込まれていった。 伸びのある気持ちイイ声で情緒タップリにヒット曲も飛び曲もしっとりした曲もカッコよく歌い上げる。しゃべればジョーク盛りだくさん。クルクル豊かに喜怒哀楽の表情を顔いっぱいで表現して、大きな目はより大きく見開いてしっかり観客を見つめ、時には意地悪っぽく、時には少年のような目は、恐らく会場全員が目が合ってると錯覚してしまうほど。それは私だけか? 一人では歌わないと思っていた、カイリー・ミノーグとのデュエット"Kids"ではカイリーのパートもカバーし、観客も両手を振り上げて大合唱。そして"Rock DJ"では観客と一緒にはじけ飛ぶ。誰よりもステージ上で歌っているロビーが一番楽しそうだ。歌うことも歌を聞かせることも、ものすごく楽しくて気持ちいいといった様子だ。歌い終わりの「ご満足」といった表情からも、それはわかる。そして、エンターテイナーとして、みんなを楽しませること、笑わせること、楽しんでる顔を見るのが、この人はすごく好きなんだろうなと思う。いつも目は、1Fと2Fの隅から隅までしっかり見ている。まさに、エンターテイナーになるべくして生まれたロビー・ウィリアムス。 おしゃべりなロビーに、左脇の字幕ヴィジョンは苦戦していた。英語がわからないファンもいることに対しての心優しい配慮ではあるけれど、ロビーに遊ばれっぱなしだった。でも、ロビー・ファンは、どうやら比較的英語がわかる人が多いようだ。ロビーの言うことに即座にリアクションをしていた。MCではいつも場内は笑いでいっぱいだった。人の良さも人一倍、優しさがあれほど溢れ出ている人も珍しい。 何度も「これがラストの曲」と言っては場内からの「えーっ!」と残念がる反応を楽しむ。「ウソだってば。だって、まだエンジェルやってないし、エンターテインしてるってわかるだろ?」と、からかったりもする。でも、一番本人がステージから降りたくない様子は、ひしひしと伝わってくる。そして、本当にラストはロビーの名曲"Angels"。場内の大合唱で、この曲もそしてロビーもみんなに愛されているのが手に取るようにわかる。たくさんの「アリガトウ」を言い、たっぷりの愛情を注いでくれた。暖かさと優しさと人懐っこいロビー。何度も"ブードゥーカン"(武道館)の言葉を繰り返す。そこでどうしてもコンサートがやりたいらしい。「ブードゥーカンで会おう!」のその一言が実現するといいんだけど・・・。 このスペシャル・ライヴには、当然だけど心底ロビーを愛して止まないファンがほとんど。残りの少数は、へぇ、ロビー・ウィリアムスか、ちょっと見に行ってみるか、程度の人だったでしょう。そこに私も含まれる。でも、見事にロビーはそこにいたすべての人のハートをガッシリ掴み、濃い顔と存在感をくっきり人々の脳裏に焼き付けることに成功したように思える。ロビーに強烈に魅せられた人、ここに一人。私。ライヴ翌日も興奮は冷めず、友達にアルバム全部借りてのロビー・ウィリアムス・デーとなった。あの1時間足らずの短いライヴでも、もう一度見たいと強く印象付ける、最高のエンターテインメント・ショウだった。 --- set list ---
Let Me Entertain You report by ali. |
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Robbie Williams : |
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