buttonJohnny Marr & The Healers

@ Shinjuku Liquid Room(1st March '03)

美しい音色のギターを彼は今でも弾いていた

Johnny Marr & The Healers

 いきなりでなんですが、質問です。

 その後のUKのロックシーンに多大な影響を与えたターニングポイント的なアーティストを三組、セールスや個人的な好みを一切排除して答えろって言われたら誰の名を挙げます?

 ちなみに僕でしたらビートルズとザ・スミスとストーン・ローゼスです。他にも挙げればキリがないのですが僅差で彼らです。これには異論のある方も多いでしょうが、まあ人それぞれですから。

Johnny Marr & The Healers

 まあ、何を言っているのか聡明な皆さんはもうおわかりの事と思いますけど、サマーソニック2002でのモリッシーのライブを観たんですよ、あの中々の評判だったやつ。ハイクオリティーだった事は否定しませんしスミスの曲もやったので嬉しくもあったんですけどね、愚かにもそこに「The Smiths」を求めて行っちまったもので・・・。しかも何の疑いもなく。今考えると「アホか。」と思うんですが。全国ラーメンランキング1位の店に行ったらそれなりに美味いんだけど好みじゃなかったという感じですかね。残念だった訳ですよ。

 で、改めてスミスを聴き返して気付いたんですけど、彼らの楽曲で心に引っかかっていたのはジョニー・マーの創ったメロディとジョニー・マーのギターの音色とジョニー・マーのギターのリフだったんですね。いまさら何言ってやがるって気もしますが、その辺の事は置いといて。

 でも、実はこの三組の中で好きなバンドはスミスだけなのですよ。ビートルズもローゼスも嫌いというのではなくて、どちらかと言えば好きな部類に入りますし、音源も何枚か持っていて今でもたまに聞いてるんですけどね。でも、好きなのはスミス。

 どこが好きかって?そりゃ、あの美しく複雑な幾何学パズルのようなメロをモリッシーの唯一無二のオリジナルヴォイスで歌い上げられればハマッちまいますって、って思ってました。去年の8月1日8までは。

Johnny Marr & The Healers
Johnny Marr & The Healers
 こうなるともう「Johnny Marr & The Healers」のライブは行くしかないっしょ、観るしかないっしょ。自然と気合も入ります。

 当日は大雨にも関わらず超満員。彼への期待の高さが伺えますね。

 そんな期待を知ってか知らずかギターを野太く歪ませ淡々と歌うジョニー・マー。アルバムを聞いててわかってはいたんですけど、流行りのギター音に「やっぱりそうなの?」と少々がっくり。

 しかし、リッケンバッカーを持つと様相は一変したのだ!だ!だ!

 クリーンなアルペジオで「トゥルトゥルトゥルトゥル。」おお、それですよ、それ。それが聞きたかったんですよ。メロディーラインもスミスを彷彿とさせてくれます。(スミスのソングライティングはジョニー・マーだったわけだからこれも当然なのですが・・・。)

 ルート音から逸脱しなさすぎる余りにも地味なベースも、ツーバスにタムタム三つなどという意味のわからないハードロック風セットを組むドラムも(リンゴジュニア!)、空間系エフェクトを多用しまくり、挙句の果てにはピッチシフターをオクターブでかけるという二昔前のオドカシ技を披露するサイドギターも、美しく澄んだ音色のリッケンバッカーをアルペジオで弾き、スミスチックなメロを歌うジョニー・マーがいればまるでオーケー。

 でもやっぱりひとクセふたクセあるヴォーカルの横で、気ままにギターを弾いている姿がみたいなぁ。

 マシュー・ベラミーとかリアム・ギャラガーあたりとユニットでも組んでくれないかな。

Johnny Marr & The Healers
Johnny Marr & The Healers

report by takao and photo by hanasan

--- set list ---
(原文まま)

LONG GONE
CAUGHT UP
HERE IT COMES
DOWN ON THE CORNER
ALL OUT ATTACK
YOU ARE THE MAGIC
IN BETWEENS
DONT THINK TWICE
LAST RIDE
NEED IT
SOMETHING TO SHOUT
BANGIN ON


The official site of
Johnny Mar & The Healers:

http://www.jmarr.com/

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button2004

butonThe Jeevas(3rd Apr. @ Shibuya AX)
butonJET(4th Feb @ Shibuya AX)

button2003

buton黄色い声と心地よいメロディー : The All-American Rejects (1st Dec @ Shinjuku Liquid Room)
butonおバカなんだけどかっこいいんだよなぁ :
Electric Six (15th Nov @ Shinjuku Liquid Room)
butonアカクロシロ :
The White Stripes with WHIRLWIND HEAT (21st Oct @ Shibuya AX)
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buton幸福な出会いに乾杯 : 勝手にしやがれ (3rd June @ Shimokitazawa Shelter)
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buton美しい音色のギターを彼は今でも弾いていた : Johnny Marr & The Healers (1st Mar. @ Nakano Sun Plaza)
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buton年始早々良いもの見たね: The Jeevas (7th Jan @ Kawasaki Club Citta)


button2002

buttonKraftwerk : (13th Dec. @ Makugari Messe)
button三回目のレッチリ : Red Hot Chili Peppers (2nd Nov. @ Makuhari Messe)


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