buttonDISTURBED @ 心斎橋Quattro (5th FEB. '03)

轟音合戦、トウキョウには負けへんで!

 昨夏のサマソニで初来日が決定していながら、ビザ発給の遅れで大阪はドタキャン、東京のみになってしまったディスターブド。サマソニの日程なんて早くからわかってたのに、大阪をなめてんのか!と思ったのは私だけじゃあるまい。あれから半年。やっとリベンジのチャンスがやってきた。クアトロに入ってみると、いつもフロア右手からトイレやドリンク・カウンターへと抜ける一角が通行止めになっている。ステージの右手袖からスピーカー横のスペースいっぱいに機材のケースが囲み、ギターのチューニングの為のスペースになっていた。すでに5本ほどギターが立てかけてあって、ギター・テクの兄さんがチャカチャカと調整中だ。場内はAC/DCなどやはり納得のうるさめBGMがガンガン鳴っている。

 定刻を10分ほど過ぎて ビンビン響くベースのイントロから"VOICES" でスタート。さっそくオイオイ・コールが起こり、轟音に乗ってスキンヘッドのヴォーカル、デヴィッドがラップな詞をまくしたてると場内は一気に発火。今日は暴れ者に潰されないようカウンター避難のつもりだったのに、身体は速攻でフロアへ走る。

「オレタチハ、ディスターブド!」
「イエ〜!」
「メタル・イズ・アライヴ・イン・ジャパン! イズンニット?」
「イエ〜!」
 応えながらも、自分達の音をメタルと呼ぶのかとちょっと意外だったが、さらに重量感 を増して"INTOXICATION" "BELIEVE" とたたみかけ、"FEAR"では、「右も左も後ろも皆ジャンプ!」と煽るデヴィッドに応えてこっちも跳ぶ、跳ぶ。ラップのキレとスピード感と轟音の三位一体が最高にカッコいい"LIBERATE"では拳を挙げて叫びまくりだ。同じようにラップが入っていても、リンキン・パークのようなメロディ系でない分、ゴリゴリの重量感で迫ってくる感じ。デヴィッドのあの顎リング(ピアス?)はどうなってるんだとか、ヴォーカルが少々外れたとか。スピーカーまん前で聴く轟音と汗にまみれているうちに、そんな事はもうどうでもよくなってくる。
 曲間にも皆の叫び声が途切れる事はないのだが、「ヘイ、何でこんなに静かなんだい?」と煽るデヴィッド。「この間サマーソニックでトウキョウでやった時は、もっと人も多くてうるさかったぜ。オオサカはトウキョウに負けててもいいのかい?」とデヴィッド。うっ、一番悔しいところを突いてくるやんか!1、2、3で皆で思いきり吼える。

「ウォオオオオオ〜〜〜〜ッ!」 どうや、負けてへんやろ?

 そしてさらに吼えるのは80SのTEARS FOR FEARS の懐かしい大ヒット"SHOUT"だ。超轟音ヴァージョンでも私の年代には楽しいカバー。思いっきり歌えてしまうもんね。ドカドカ・リズムのドラムにオイオイ・コールが起こると、本編ラスト"DOWN WITH THE SICKNESS"に突入だ。ミステリアスなムードの重量級ラップに拳を振り上げた後、メンバーが引き上げてもオイオイ・コールは終わらない。アンコール2曲の後は「オレタチハ」「ディスターブド!」の万歳三唱、いやコール応酬で締めとなった。スリップノットやリンプ等、大物バンドに危機が囁かれる今、ディスターブドは次世代轟音野郎の筆頭となるべく、吼え続けている。

 それを全力で披露し、サマソニ以来の胸のつかえをふっ飛ばしてくれたのが何より爽快だった。粘りに粘ってゲットしたセットリストは以下の通り。サンキュー、また大阪を騒がせに来てくれよな!

-- set list --(原文のまま)

VOICES
BOUND
INTOX
BELIEVE
FEAR
MISTRESS
LIBERATE
GAME
CONFLICT
SHOUT
DEVOUR
DROPPIN
REMEMBER
DWTS
------------
PLAYER
STUPIFY

report by ikuyo


DISTURBED
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