buttonDeath In Vegas @ 渋谷クアトロ (5th Feb '03)

- 進化する過程に居合わせる喜びにひたっていたら魂ぬかれた -

Part1


Death In Vegas
 ミュージシャンのその作品を作り続けていくスタンスにおいては、ストーンズのように何処までも自分達の音を変えずに、ひたすら同じ道を追求していくタイプと、U2のように変化を求め、違う道を探求していくタイプとがいる。良い悪いの話はどうでも良い事だが、どちらによりシンパシーを感じるかと聞かれれば後者と答える。やむ事のない好奇心を満たす為に実験と試行錯誤を繰り返し、大衆の支持を決定的に裏切る事を恐れずに、何処に眠っているかわからないダイヤの原石を捜し求め、薄暗いトンネルをひたすら掘り進んでいく姿勢はリスペクトせずにはいられない。

Death In Vegas
Death In Vegas


 Death In Vegasも後者といえるだろう。ダークでサイケデリックで内向的で、聞くものを暗く深く広大な地底に誘う魔法のようなデジタルワールドを奇跡的な高みで結実させていた彼らが、攻撃的なロックをキャッチーな方法論で取り入れる。書くのは簡単だが、ある一定のレベルを越えてそれを成し遂げる事は容易ではない。シーンには変化に失敗し人知れず消えていったミュージシャンが掃いて捨てるほどいるのだ。しかし彼らは"Scorpio Rising" でそれをやってのけた、それも恐るべき完成度で。

 彼らの才能と作品を生み出すまでの労力を推し量ることは出来ないし作品についての細かい解説は他に譲るが、何はともあれ暗黒の魔術師は光の剣を手にしたのである。この事を念頭に置くと、ライブパフォーマンスについても非常に興味をそそられる。
 19:00を少し回った時間に会場に入り、飲み物を片手にライブが始まるのを待つこと約10分、会場の右隅が騒がしくなる。"19:00 OPEN&START"とあったので本編の前にDJか何かあるのかと思っていたら案の定だった。そこにはDJスペースがつくられているらしく、人だかりになっていて、しっかりと確認が出来なかったが、どうやらリチャード・フィアレス が回すらしい。オープニングはKRAFTWERKの"THE ROBOTS"、やってくれる。その後も無限ループやリミックスを多用しオーデイエンスの熱を徐々に上げ、40〜50分程が経ったところで場内のアイドリングが仕上がったとみるや、引き上げていく。そして、いよいよショーが始まる。

Death In Vegas

report by takao
photo by nachi

*The photos were taken at Makuhari Messe on the 9th of Feb. in Magic Rock Out.
Death In Vegas


 メンバーがゾロゾロと出てくるとその人数の多さに驚いた。ドラム、ベース、マニュピレーター、そしてギターを担いだのはナンと3人。

 その後リチャードがリミックステーブルに移動したが、トリプルギターの曲も何曲かあった。そんな一昔前のハードロックのようなバンド編成に驚いていると、いきなりのロックチューン「Leather」。オープニングにおける"Scorpio Rising"からのアップテンポナンバーは彼らの変革への高らかな宣言のように思えた。その後同じく3rdから「Girls」とケバケバしくひかる剣を振るうように会場をサイケデリックで明るい彩りにそめていく。オーディエンスもそれを受け入れるように大きくうねり、反応を返す。

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Death In Vegas
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サーチ:
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button2004

butonThe Jeevas(3rd Apr. @ Shibuya AX)
butonJET(4th Feb @ Shibuya AX)

button2003

buton黄色い声と心地よいメロディー : The All-American Rejects (1st Dec @ Shinjuku Liquid Room)
butonおバカなんだけどかっこいいんだよなぁ :
Electric Six (15th Nov @ Shinjuku Liquid Room)
butonアカクロシロ :
The White Stripes with WHIRLWIND HEAT (21st Oct @ Shibuya AX)
buton最高のひととき : Elvis Costello (1st Oct @ Nakano Sun Plaza)
buton幸福な出会いに乾杯 : 勝手にしやがれ (3rd June @ Shimokitazawa Shelter)
butonまた会うことができて本当に良かった : FEEDER (24th Mar @ Shibuya Club Quattro)
buton美しい音色のギターを彼は今でも弾いていた : Johnny Marr & The Healers (1st Mar. @ Nakano Sun Plaza)
buton進化する過程に居合わせる喜びにひたっていたら魂ぬかれた: Death In Vegas (5th Feb @ Shibuya Club Quattro)
buton年始早々良いもの見たね: The Jeevas (7th Jan @ Kawasaki Club Citta)


button2002

buttonKraftwerk : (13th Dec. @ Makugari Messe)
button三回目のレッチリ : Red Hot Chili Peppers (2nd Nov. @ Makuhari Messe)


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