初っ端に"One Louder"。これを最初にやられたら、たまらない。なんたって、去年ジーヴァスを見た後に、この曲をさんざん探し求めたほど、私の音楽神経にビンビンに響き、忘れられずにいた曲だったからだ。うん、やっぱり何度聴いても飽きない、クールな曲だ。フロアは、最初から飛ばしてる。当然のことながら、クリスピアンの前に人が詰め寄せてる。けど、どうやら、男の子が多い。王子の美貌は男の子をも引きつけるものか。そして、その盛り上がりを引きずったまま、"Virginia"へ。"Silver Apples"や"You’ve Got My Number"なんかもそうなんだけど、ジーヴァスの気持ちいいロック・ナンバーのメロディは、強烈に頭にこびりつく。思わず、フンフンフフーンと鼻歌しちゃうくらいに。![]() report by ali |
![]() この日一番の盛り上がりを見せたのは、"Hush"。それに続いて「マイケル・ムーアとジョー・ストラマーに捧げる」曲、"Once Upon A Time in America"。これは、正に名曲中の名曲でしょう。懐かしさと温かみのあるサウンドに乗せた、クリスピアンの甘くしっとりとしたヴォーカル。サウンドと彼そのものがとてもマッチしている素晴らしい曲は、生で聴けば圧巻。聴けば聴くほど、味わい深く心に染みてくる曲なのだ。 ![]() photo by hanasan |
片足をガンガン踏み鳴らしギターをかき鳴らすクリスピアンの姿は、ロック・スターのオーラを醸し出している。本当はこの人、こういう音楽をやりたかったんじゃないかなと思ってしまう。どうしても、前のバンドのインド・テイスト音楽が私の中では印象深いからそう思ってしまうんだけど、でも"Grateful When You’re Dead"のような曲もあるから、クリスピアンは根っからロックンローラーなんだろうな。そういった、クーラ・シェイカー時代の曲をやると、場内もより一層の喜びと盛り上がり。クリスピアンの前方では、120%の乗車率の山手線よりもギューギュー詰めにも関わらず、ジャンプを繰り返し、多いに沸いている。見下ろすと、フロアにいるほとんどの人の体がステージ向かって左に位置するクリスピアンの方向に向いている。それだけで、この人の存在の大きさがわかるような気がする![]() |
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