クーラ・シェイカー解散後、ジーヴァスとしてクリスピアン・ミルズが向かった音は、それまでのインド風サイケデリックをばっさりと切り捨てた、思いっきり身軽でポップなものだった。その変身ぶりに驚きつつも、もう他にあんな音を出すバンドはいないのにと惜しい気持ちでいっぱいだった私。だから、初お目見えとなった昨年のフジロックで、クーラ時代のおなじみ曲も楽しそうにやっている彼を見た時のうれしさといったら――!![]() |
![]() "オ〜ンナマ〜ナラ〜ヤナ〜"とクーラ時代のインド風フレーズからノリノリの"ONE LOUDER"、さらに"VIRGINIA"ではオイオイ・コールとパッパッパパラッパ〜の合唱が加わり、のっけから飛び跳ねモード全開だ。いつのまにかサングラスも外してTシャツ一枚になったクリスピアンからは、力いっぱいのシャウトに、ジャンプして弾きまくる姿に、もう「ロックン・ロールが楽しくて仕方がない!」オーラが溢れている。彼が立つステージ左手は多少モッシュがきつそうだが、めちゃくちゃ暴れる客もなく何ともハッピーなエネルギー空間。いるだけで自然と笑顔になってしまう。 |
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