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ギターのダンがインキュバスのメンバーと幼なじみで、彼らのローディーをやっていた事もあって、インキュバスの弟バンド的な評判だったフーバスタンク。去年のサマソニ初来日で見れずじまいだった私はようやくの初体験だ。ステージにはあのHOOBASTANKの
ダブル・オーが無限大マークになっているお馴染みのロゴのバックドロップ。最前ど真ん中エリアは危なすぎると左端の柵に陣取ると、柵の外には車椅子参戦のファンも。おおっ、がんばるね! 「コンバンワ、オオサカ!レッツ・ドゥ・ジス!」の声に続いて強烈な押し。真中より安全なんて思った私が甘かった。端でも余裕など全くなく、柵に押し付けられた身体が痛くて死にそうだ。オープニングはアルバムの中でも特にハードにドライヴする"PIECES"。ヴォーカルのダグがステージを走り回る。ギターのダンも一回転ジャンプしながら弾いている。のっけから強烈モッシュとオイオイ・コール。そしてサビは大合唱が炸裂。♪ターニンラウダ・ピッカッパピーセ〜ス!負けずに叫ぶ私も振り上げた手がもう下ろせない。その熱気にダグも「スゴイ!!」を連発。気をよくしつつ、さらに"READY FOR YOU"へと続けていく。 確かに音はインキュバスに通じるところもあるが、彼らがDJスクラッチやいろんな実験音の果てに一皮向けて今の歌に至ったのとは違って、フーバスは最初からキャッチーな歌に直球勝負って感じだ。ライヴではどの曲も必ず一度聴いたら声に出して歌わずにいられないフレーズがあり、ライヴでは合唱嵐を巻き起こす。外からスタッフが必死に支えているものの、押しはますますきつくなり、何度も柵がしなって倒れそうになる。ダグが「イチニイ、サンシ、トベ〜!」と煽る "HELLO AGAIN"でも、飛びたくても身動きできない。それでも一緒に叫びまくっているとうれしくなるから不思議だ。歌の力ってすごいよな。ふと見ると車椅子の彼も柵につかまり、立ち上がって見ている。うんうん、しんどさなんて忘れそうだよね。 ギターのダンに「ナマムギ、ナマゴメ、ナマタマゴ」と早口言葉を披露させたり、バンザ〜イと叫んだり。ダグが日本人とのハーフという親近感もあるのかもしれないが、このノリの熱さ、ホントにアルバム1枚しか出してないバンドなの?って感じだ。"RUNNING AWAY"は、もうダグがマイクを向けるだけでいい完璧な大合唱。その熱気冷ましにと「まだまだあるから心配すんなよ」とペット・ボトルをどんどん配りまくる彼に、不覚にもジョー・ストラマーを思い出してしまった。彼も生前ここオンエアで全く同じ事をしてくれたっけ。 「CDには入ってないHOOBASTANK LOVES OSAKA っていう曲だよ」と新曲も披露したセットは、やっぱりキメの1曲"CRAWLING IN THE DARK"で爆発!アンコールもなく持ち歌全開で突っ走った1時間はあっという間だった。だが、圧死寸前状態に耐えた身体にはアザと筋肉痛が残り、頭の中では叫び続けた歌のフレーズがいつまでも巡る。恐るべし、 フーバスの侵食力!それは時間など問題じゃないのだ。インキュバスにリンキン・パーク等、へヴィな音とキャッチーなメロで人気のLAバンドは他にもいるが、最もシンプルで爽快なフーバスは正月ボケな私にガツンと一発喰らわせてくれた。まもなく新作に取りかかる彼らとの再会は、さらなる合唱連打まちがいなし! 私も鍛えなおして待ってるよ。 ---set list---
1.PIECES report by ikuyo |
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