buttonGeorge at Shibuya Boxx (3rd Dec '02) --Part1--

George

 会場の渋谷BOXXの入り口には関係者風味のお方、そしてゲストパスを胸に貼った人でごったがえしている。なんだか忙しそうな人も沢山。むむむ。しかし、お仕事モード な人達もどことなく浮かれた様子で楽しげ。オーストラリアでは大人気!チケットは いつも売り切れ!なんて噂どうり期待度高そう。そして会場を見回すと既に熱烈なファ ンもチラホラいるようで、隣の女の子達が「待ちきれない!」という様子でソワソワ している。やはりこうでなくてはいけない。
George
アコースティックギターに静かなリズムで幕が開がる。最初だから緊張しているのか、 なんだか雰囲気がカタイような…だがそんなことより、ケイティのボーカルのなんと 美しいこと!マイナスイオン的清涼感に溢れているとでもいおうか。観客はケイティ の透明感溢れる美しい声に皆ボーゼンと聴き惚れている。しょっぱなから凄いカウン ター。George
George
 小さなステージにお客さんがぎっしり入った会場にスモークがたかれる。メンバーが さらりと登場。と、妙なモヒカンと赤いシャツの風体がシートン動物記の「あかえり うずら」なボーカル、タイロンに目がとまる。そして同じくボーカルのケイティも、 くるくるの赤く染めた髪が鳥っぽい。他のメンバーもなんとなく朴訥とした雰囲気で、 なんかこのバンド、カワイイ。
George
 georgeはケイティとタイロンのヌーナン兄弟が、デュオではなく曲ごとに一人づつ交代で歌うという形態。ボーカルを取らない方はキーボードを演奏している。二人とも いくつかの楽器をこなせるとのこと。特にタイロンはマルチプルプレイヤーらしい… 世の中にはそんな人もいるのよねー。
George
 一曲歌い終わったところでケイティが軽く手で宙を扇ぐ。ドライアイスが充満して喉がキツそう。途中タイロンが日本語で挨拶。とても流暢なんだけどヘンテコな日本語で、観客から思わず笑いが漏れる。一瞬のうちに会場はリラックスムードへ。メンバーも緊張がほぐれたのか、その後の演奏はとてものびのび。どの曲にも感じる透明感…ジャケットの花の絵とイメージは完全にシンクロ。
George

report by mimi and photo by nishioka


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