会場の渋谷BOXXの入り口には関係者風味のお方、そしてゲストパスを胸に貼った人でごったがえしている。なんだか忙しそうな人も沢山。むむむ。しかし、お仕事モード
な人達もどことなく浮かれた様子で楽しげ。オーストラリアでは大人気!チケットは
いつも売り切れ!なんて噂どうり期待度高そう。そして会場を見回すと既に熱烈なファ
ンもチラホラいるようで、隣の女の子達が「待ちきれない!」という様子でソワソワ
している。やはりこうでなくてはいけない。 アコースティックギターに静かなリズムで幕が開がる。最初だから緊張しているのか、
なんだか雰囲気がカタイような…だがそんなことより、ケイティのボーカルのなんと
美しいこと!マイナスイオン的清涼感に溢れているとでもいおうか。観客はケイティ
の透明感溢れる美しい声に皆ボーゼンと聴き惚れている。しょっぱなから凄いカウン
ター。
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小さなステージにお客さんがぎっしり入った会場にスモークがたかれる。メンバーが
さらりと登場。と、妙なモヒカンと赤いシャツの風体がシートン動物記の「あかえり
うずら」なボーカル、タイロンに目がとまる。そして同じくボーカルのケイティも、
くるくるの赤く染めた髪が鳥っぽい。他のメンバーもなんとなく朴訥とした雰囲気で、
なんかこのバンド、カワイイ。 georgeはケイティとタイロンのヌーナン兄弟が、デュオではなく曲ごとに一人づつ交代で歌うという形態。ボーカルを取らない方はキーボードを演奏している。二人とも
いくつかの楽器をこなせるとのこと。特にタイロンはマルチプルプレイヤーらしい…
世の中にはそんな人もいるのよねー。 |