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激しさに聞き入る
たっぷりとSEが流れてからメンバーは登場。そして、三人が定位置につくなり始めた一曲目は、"LAKE SIDE"だ。のっけからいきなりフルスロットの激しい演奏。おまけに爆音である。最初は音が大き過ぎるのではないかと思ったが、ライブが進むにつれ、段々とこの音の大きさがこのバンドにとっての適正音量なのではないかと思うようになっていた。激しく叩きつけるような演奏に、歌うというよりも吐き出しているような百々村のボーカル。こういう音楽はやっぱり爆音で聴きたいし、爆音で聴かせたいだろう。 ベース、武井の「今日は腹一杯楽しんでいってください、サンキュー、以上!」というMCの後に演奏されたのはポップな"IDIOT"。この日一番メロディーが耳に残った曲だ。私は彼らに対する予備知識を全く持たずにこの日のライブに望んだので、詳しいことはわからないのだが、帰りに寄ったタワーレコードで見た彼らのCDにはこの曲のタイトルが載ってなかったので、もしかしたら新曲なのかもしれない。もしそうなのだとしたら、これからメジャーでやっていく彼らにはピッタリな、今までのファン層以外にも広くアピールできそうな曲だ。 その後、ライブは"ジョニーボーイの話"、"壊れてるよ"といった曲が続き、"アトサキ"の後に再び武井のMC。でも、「今日は腹一杯楽しんでいってください、サンキュー、以上!」って、これさっきと同じなのだけど。ギャグだったのか、いっぱいいっぱいだったのか、微妙なところだったのでちょっと客は反応に困っていた。 そして、後半戦は"FREEZE"、メジャーデビュー・シングルの"未来は今"と続き、ラストは間髪入れずに"HIGH"へとなだれ込む。一曲目から全く衰えることのないテンション、そして緩急の使い分けなど端っから無視したバンドの勢いに圧倒されたまま、最後の曲も終わりを迎えた。 この日のライブは、バンドの激しい演奏とは対照的に、客は比較的静かにステージを見守っていた。最初はただ盛り上がっていないだけなのかと思っていたが、ライブ終了後、客電がついても鳴り止むことのなかったアンコールを求める拍手に、客は彼らの演奏に盛り上がっていなかったのではなく、聞き入っていたのだと納得した。 ---setlist---
1.LAKE SIDE
report by dak and photo by hanasan
*なお、写真は2/25のものを使用しています。 |