Lisa Loeb at Shibuya Kokaido(3rd Feb '02)

ミニスカ、網タイツ、そしてブーツ
 

Lisa Loeb Lisa Loeb Lisa Loeb Lisa Loeb Lisa Loeb


 



 

 

 ミニスカートに網タイツ、そしてブーツ。もしかしたらGarbageのシャーリーマンソンを思い浮かべさせてしまうかもしれないが、これは同じ魅力のある女性でも、全く違ったタイプの女性ミュージシャン、リサローブのこの日の服装である。彼女は何とも愛らしく登場した。おニューだ、というチャームポイントのめがねもばっちりきまっている。

 そしてギターを抱える。アコギの比率の方が多かっただろうか。シンプルで明るいんだけど、その中に思いもかけず、ぐさっとくるフレーズが含まれているエッジ感が彼女の楽曲の持ち味。そして歌詞が奏でるのはいつでも「YOU AND I」の物語。その小さな恋物語の中で起こるちょっとしたアクシデントや幸せをあのスゥイートな甘い声で歌いあげる。彼女もライヴ最中言っていたように、「Argument」についての曲が少し多めかな?
 周りで固める5人の凄腕ミュージシャンたちも、リサにあまりにミスマッチな「臭み」があってなんだかそのアンバランスさがおもしろかった。その男勢5人の中にぽつんと立ち、そろえたひざを曲げながらギターを弾くリサ。この愛らしい女の子が、あの男性ミュージシャンの中で主導権をすべてにぎっているなんて、考えてみたらホントにおもしろかった。

 曲が終わるごとに、彼女が練習中だ、という日本語を披露する。彼女は実に発音がいい。そして覚えがはやい。頭がいいんだろうな。ステージのアンプの上に置かれたアフロ犬のぬいぐるみを「TOMODACHI」と呼び、「Tokyo wa doko desuka?」「kokodesu!」など、軽いジョークも飛び出し、「今日は特別な日なんでしょ?」と言って会場に豆をまいた。そのあと、彼女の人柄をあらわす一言。「後ろの人ごめんね、届かなくて。」

 リサはとても愛らしくて、かわいくて、でも思ったよりエッジーなサウンドを聴かせ てくれて、それは、そんな彼女が抱える`ギター`と同じ存在のように、妙なアンバランス感に反映されたクール感と意外性をひきだしていた。

 

report by eri photo by nishioka

The official site

Lisa Loeb

http://www.lisaloeb.com/


The latest album

Lisa Loeb

『Hello Lisa』
( 国内盤 / US import )
previous works

『CAKe AND Pie』 ( 国内盤 / US import )
『firecracker』 ( 国内盤 / US import / UK import )
『Tails』 ( 国内盤 / US import / UK import )



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