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第4のビースティーボーイ?
皆さんは第4のビースティーボーイと呼ばれているMoney MarkことMark Ramos Nishita(日系アメリカ人)がどのようにしてBeastie Boysの3人に出会ったのかをご存じだろうか? ファンの間では有名な話だけど、当時西田さんは大工をしていて、たまたま塀の修理をしていたのがBeastie Boysの一人の家だったそう。そしてたまたま塀の修理中に3人と意気投合し、一緒に音楽を作ることになったという。そんな西田さんを見るのは3年前のイギリスのレディングフェスティバル以来かな。ジャズやファンクがヒップホップよりも好きな僕にとって、Beastie BoysよりもMoney Markの方をよく好んで聴いていた。
前座はKid KoalaというサンフランシスコのDJ。もう2年以上も西田さんとツアーをして、サポートメンバーとしてもライブに出演していた。去年はRadioheadの前座に抜擢されて注目を集めていた。かける曲はTrip Hop、Soul、Hip Hopが中心で、まるでターンテーブルが楽器の一つであるかのように、スクラッチプレイを織り交ぜながらDJプレイを続けていった。驚いたのはRadioheadの"Pulk/Pull Revolving Doors"を途中でサンプリングしたり、これまたRadioheadの"Fitter Happier"をHip Hopのリズムに乗せて、DJ Shadowが『Endtroducing...』で見せたAmbient Hip Hopの世界を作り出していた。
約30分のKid KoalaのDJが終わり、ステージ上に現れたのはなんと長髪にサングラスの西田さん! 前作『Push The Button』のツアー時には思いっきり日本のサラリーマンルックだったのに、今回はおしゃれでファンキーな日本のオヤジに大変身していた。マイクスタンドの前におもちゃのカラオケのような物を置いて、そのマイクでノイズを起こしながら始まった『Box』と呼ばれる一曲目。これは、ツインドラム、ベース、ターンテーブル、サックス、トランペット、そして西田さんのおもちゃカラオケ(Box)によるジャムセッション。この流れで"Information Contraband"、"Love Undisputed"と9月に発売されたん新譜『Change Is Coming』からのフュージョンジャ ズが続き、次の"Chocochip"はジャズギタリストのJohn Scofieldが97年に発表したジャズファンクの傑作『A GO GO』の意志をそのまま受け継いだようなパフォーマンスだった。
"Push The Button"ではまさにSly & The Family Stoneの"If You Want Me To Stay"のキーボードの音が聞こえた。Beastie Boysといえばジャンルに捕らわれずにいろいろな音楽をやっているけど、それにファンキーさを加えているのはMoney Markなんだろうと思った。多分この西田さんがいなければBeastie BoysもただのHardcore/Hip Hopバンドで終わってたんだろうな。そういえばBeastie Boysのフュージョン/ジャズファンクアルバム『In Sound From Way Out!』にもMoney Markは曲作りから積極的に関わっていたっけ。
終盤にMoney Markの3枚のアルバムの中で一番ポップな曲"Tommorow Will Be Like Toady"が演奏された。この日のセットでは思いっきり浮いてたけど、やっぱりこういうポップな曲はいいなぁ。やはりMoney Markも人の子、こういうポップでキャッチー で単調な曲もやらずにはいられなかったんだろう。 たった一時間ちょっとと3枚アルバムを出しているアーティストとは思えないくらいの短いセットだったけど、前座でKid Koalaも見れたしMoney Markは3枚のアルバムから均等に演奏してくれたから満足かなぁ。いつの間にかサラリーマンからファンキー・キーボーディストに変身していたMoney Mark、そろそろ第4のビースティーボーイズの称号はいらないんじゃない?
---setlist---
1. Box ---encore---
15. ? |
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The official site Money Mark http://www.moneymark.com/ The latest album ![]() 『Change Is Coming』 ( UK / 国内盤 ) |
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