勝手にしやがれ @ 渋谷DeSeO (14th Dec. '01)
勝手にしてやる! - part2 -
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さらには、どこかトム・ウェイツの臭いもする。というのは、実をいうと、ライヴのあとマネージャーから入手したアルバムのジャケットで決定的になったんだけど、これなんてまんまトムの『ソードフィッシュトロンボーンズ』。なんでも今年の2月に発売予定の『SWINISHTOWN』(UKCD-7097)なんだけど、確かにこれを聴いていると、トム・ウェイツのどこか懐かしくも切ない映画のような世界が広がっている。
それだけじゃなくて、映画的なイメージが想像をたくましくさせるんだろうけど、どこかにあがた森魚の片鱗も覗かせている。あれほどどろどろのセンチメンタリズムはないけど、少なくともハンフリー・ボカートの『カサブランカ』ぐらいのノスタルジックななにかを感じるし、ジャケットにチンドン屋のイメージを持ってくるところにもそれを感じるでしょ? そう、なんか、どこかで映画的なのね、アルバムも、もちろん、ライヴも。
しかも、この日、なんでも沖縄のライヴで、「勝手にしやがれ」のトランペットの人が演奏していたバンドと同じステージに立ったというので遊びに来ていたスリーピースの紅一点、かおりちゃんも大興奮で、こっちはこっちで「このバンドは撮影したい」と、本当はWhat's Love?の撮影でカメラを持ってきていたのに、このバンドも必死になって撮影してしまいました。それに、ライヴが終わったあとが大変で、かおりちゃんと一緒に楽屋に飛び込んで、この興奮をバンドのメンバーたちにぶつけてしまいました。驚いただろうなぁ... なにせ、彼らからしたらどこの誰かもしれない中年のおっさんに褒めちぎられるんだから... まぁ、いいじゃないですか、とにもかくにも久々の「大発見」バンドがこの「勝手にしやがれ」。それほどまでに興奮させるなにかを持っている。
ちなみに、これが彼らのデビュー・アルバムでこれは入手可能。もし、みつけたら、ぜひチェックしてもらいたい1枚だ。また、2月にはアルバム発売を記念して彼らをヘッドライナーとしたライヴが開かれるそうなので、彼らの情報はオフィシャル・サイトhttp://www.katteni-shiyagare.com/でスケジュールを確認して、ぜひ足を運んでもらいたいもの。もちろん、次回もなんとか撮影許可を取って撮影したいし、Smashing Magのライターにも行ってもらおうと考えている。なにせ、このライヴでは今回のように短いセットじゃないだろうから、存分に「勝手にしやがれ」の音楽を堪能できるはず。こっちも勝手に決めさせていただきましょ。
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report and photos by hanasan
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