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まずはスペシャルゲストのズボンズが登場。ステージに出てきたメンバーを見て、真っ先に目が行くのは、やはりドラムのアツシ。生で見るとでかいなー、ドン・マツオ(vo)が余裕で3人くらい入りそう。まあ、ドン・マツオもレディースサイズの服が着れそうなくらいの激細なのだけど。 しかし、演奏が始まると一番目立っていたのは、巨漢のアツシでも、フロントマンのドン・マツオでもなく、ベースのムーストップだった。テンポの遅い曲を聴くとよくわかるのだけど、彼のベース歌ってます。もちろん、テンポの遅い曲でなくても、彼のキャッチーでグルーヴィーなベースラインは、へそから入りこみ、腰のあたりでぐわんぐわん回る。最高に気持ちよくて、体が自然に踊り出してしまうとはこういうことか、と、このとき始めて実感した。 そして、油断してはならないのは、ヒャララーといった感じのマッタイラ(だと思う。キーボードは二人いたので)のハモンド風キーボード。60's好きにこの音色はたまらない。「極楽」という言葉が、時折、脳裏をかすめる。 あ〜本当に最高、なんて思いながら体を揺らしていると、あっという間にラストナンバーの「モ・ファンキー」に突入。ドン・マツオが「are you ready to get mo' funky?(だったかな)」と、メンバーひとりひとりに訊ねていき、「yeah!」との答えを受けて、ドンドンと盛り上がっていくこのナンバー。ラストにうってつけの曲だ。これで会場は十分に暖まった。次はメインアクトのリガージテーターだ。 ズボンズがステージから去り、リガージテーターのライブの準備が始まると、ステージには、ボディーの端っこに鍵盤がついたヘンテコなギターが準備される。なんだか予想不可能な音楽が展開されそうな雰囲気に、期待が高まる。 メンバーはC&Cミュージックファクトリーの「エブリバディ・ダンス・ナウ!」にのって登場。懐かし〜。高校の文化祭並にベタな選曲ではあるけれど、彼らの「どんな音楽でも楽しんだもん勝ち」とでもいうようなアティチュードを感じるジャストな選曲でもある。 ライブは、ヒップホップ風なパンクやら、パンク風ヒップホップやら、そのどちらでもない曲やら、とにかく高いテンションで演奏されていく。色々な要素は入っているのだけれど、なぜかどの曲も基本的には縦ノリな感じがするのが面白い。客のダイブ率も高かった。 中盤あたりからは、あのギターについた鍵盤も使われ始めた。でも、チョロッ、チョロッ、と使われる程度で、あまりギターについている意味がないような気がする... まあ、いいや。きっと本人たちも実用性を考えて使っているわけではないだろう。(だって、どう考えても使い難そうだ。)このギターだって、ある意味、使ったもん勝ち、使って楽しんだもん勝ちだ。 フロアーは最初から最後まで凄い盛り上がり。ズボンズのときも結構盛り上がっていたと思うけれど、確実にそれ以上。バンドの方もそれを感じ取ったのだろう、「おい、まだみんな聴きたがってるよ〜。」といった声が聞こえてきそうな満面の笑みで、アンコールを4、5曲と(ちょっと記憶が曖昧)、かなり長めに演奏していた。観客、アーティスト共に楽しむことができた3時間だった。 report by dak and photo by mari.
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