Regurgitator at 渋谷クアトロ(2001年12月2日)
 

Regurgitator Regurgitator Regurgitator Regurgitator Regurgitator Regurgitator

 

 まずはスペシャルゲストのズボンズが登場。ステージに出てきたメンバーを見て、真っ先に目が行くのは、やはりドラムのアツシ。生で見るとでかいなー、ドン・マツオ(vo)が余裕で3人くらい入りそう。まあ、ドン・マツオもレディースサイズの服が着れそうなくらいの激細なのだけど。

 しかし、演奏が始まると一番目立っていたのは、巨漢のアツシでも、フロントマンのドン・マツオでもなく、ベースのムーストップだった。テンポの遅い曲を聴くとよくわかるのだけど、彼のベース歌ってます。もちろん、テンポの遅い曲でなくても、彼のキャッチーでグルーヴィーなベースラインは、へそから入りこみ、腰のあたりでぐわんぐわん回る。最高に気持ちよくて、体が自然に踊り出してしまうとはこういうことか、と、このとき始めて実感した。

 そして、油断してはならないのは、ヒャララーといった感じのマッタイラ(だと思う。キーボードは二人いたので)のハモンド風キーボード。60's好きにこの音色はたまらない。「極楽」という言葉が、時折、脳裏をかすめる。

 あ〜本当に最高、なんて思いながら体を揺らしていると、あっという間にラストナンバーの「モ・ファンキー」に突入。ドン・マツオが「are you ready to get mo' funky?(だったかな)」と、メンバーひとりひとりに訊ねていき、「yeah!」との答えを受けて、ドンドンと盛り上がっていくこのナンバー。ラストにうってつけの曲だ。これで会場は十分に暖まった。次はメインアクトのリガージテーターだ。

 ズボンズがステージから去り、リガージテーターのライブの準備が始まると、ステージには、ボディーの端っこに鍵盤がついたヘンテコなギターが準備される。なんだか予想不可能な音楽が展開されそうな雰囲気に、期待が高まる。

 メンバーはC&Cミュージックファクトリーの「エブリバディ・ダンス・ナウ!」にのって登場。懐かし〜。高校の文化祭並にベタな選曲ではあるけれど、彼らの「どんな音楽でも楽しんだもん勝ち」とでもいうようなアティチュードを感じるジャストな選曲でもある。

 ライブは、ヒップホップ風なパンクやら、パンク風ヒップホップやら、そのどちらでもない曲やら、とにかく高いテンションで演奏されていく。色々な要素は入っているのだけれど、なぜかどの曲も基本的には縦ノリな感じがするのが面白い。客のダイブ率も高かった。

 中盤あたりからは、あのギターについた鍵盤も使われ始めた。でも、チョロッ、チョロッ、と使われる程度で、あまりギターについている意味がないような気がする... まあ、いいや。きっと本人たちも実用性を考えて使っているわけではないだろう。(だって、どう考えても使い難そうだ。)このギターだって、ある意味、使ったもん勝ち、使って楽しんだもん勝ちだ。

 フロアーは最初から最後まで凄い盛り上がり。ズボンズのときも結構盛り上がっていたと思うけれど、確実にそれ以上。バンドの方もそれを感じ取ったのだろう、「おい、まだみんな聴きたがってるよ〜。」といった声が聞こえてきそうな満面の笑みで、アンコールを4、5曲と(ちょっと記憶が曖昧)、かなり長めに演奏していた。観客、アーティスト共に楽しむことができた3時間だった。

report by dak and photo by mari.


無断転載を禁じます。The copyright of the text belongs to Yoshiharu "dak" Kobayashiand the same of the photos belongs to
Marimi "mari" Horimoto. They may not be reproduced in any form whatsoever.
To The Top.