sherbets @ 日比谷野音((28th Oct. '01)

BJC曲に歓声と戸惑いと...

sherbets 

sherbets 

sherbets 

sherbets 

sherbets 

sherbets

---セットリスト---

1.夢見るストロベリー
2.ラブジョビンダグ
3.岬のさる
4.ジマーマンラビン
5.カミソリソング
6.サリー
7.Black Jenny
8.VIETNAM 1964
9.家畜の朝
10.HIGH SCHOOL
11.TAXI DRIVER
12.シェイクシェイクモンキービーチ
13.ジョーンジェットの犬

---アンコール---

14.王様と乞食
15.ペピン
16.君の肩にふれて
17.友達
18.三輪バギー

 シャーベッツの魅力はなんと言ってもベンジーこと浅井健一の声とギターである。音は決して太くなく、高音がキュインキュイン鳴る浅井健一のグレッチにガツンと殴られた人は多い。彼の声とギターは二つに分けられるものではなく、声とギターが一緒に歌い、叫び声を上げているのである。声とギターが絡まることで浅井健一の感情 が2倍3倍4倍となって伝わっていくようだ。

 映画『オズの魔法使い』のサントラから「オーヴァー・ザ・レインボウ」をSEにして登場したバンドにとっては皮肉なもので、この日の日比谷野外音楽堂は雨。それも一時期はかなり強く降っていたにもかかわらず、お客さんはちゃんと来てくれて、客席はレインコート姿で埋め尽くされていた。そうしたコンディションの悪さも問題にせず、浅井健一のギターは吠えまくっていた。自分が今まで観た中では最高だった。 レディオヘッドみたいな構成美を誇る曲からストレートなロックンロールまで、どんなタイプの曲をやっても浅井健一のギターがそこで鳴っていたのである。

 自分は立ち見席の一番後ろに居たので、ステージがよく見えなかったが、ライトが客席に向けられると雨がキラキラと反射してとてもきれいだった。雨に濡れ、気温が低くなったので寒さで体が震える状態だけども、時々雨が止んで雲間から明るい月が出てきたりして、この天候は自然の演出に思えたのである。シャーベッツというひんやりした名前を持つバンドには似合っている。バンドがこの演出を引き寄せたように思えてくる。

 と、まあライヴはかなり良い感じで進んだのだけど、アンコールで、バンドは突然「ペピン」を演奏し始める。歓声と戸惑いが入り混じる客席。まだ記憶に新しいブランキー・ジェット・シティ時代の曲を演奏したことはファンの間に波紋を投げ掛けたようだ。AJICOでもやっているし、この曲の発表当初からブランキーらしくない曲と思っていたので、自分としてはこれもアリではないかと。「ペピン」の演奏によってバンドが観客に賛否両論を巻き起こしたことは、バンドが決して安全な所へ逃げ込まないんだぞ、という意思が思惑通りにお客さんに伝わったのだといえる。つまり、たんに「良かった/悪かった」だけではなくて相手に混乱した感情を起こさせたのである。

--ライヴ後の感想--

「座ったのが敗因。良く寝れました。"Pepin"はないでしょう!!!」(Dさん)

「"Pepin"さえ無ければ…」(P.Jさん)

「AJICOよりは"Pepin"は許せる。Benzie以外が歌う"Pepin"は許せない」(Mamiさん)

「"サリー"が良かった。ライヴはスタンディングの方が良い。ノリ切れない所がある」(流浪人さん)

「"Pepin"はショックでも、It's So Great!」(power bombさん)

「Benzieがギター燃えて弾いていた。声も戻っていたのが、嬉しかった」(kaz店長 さん)

「SherbetsよりもAJICOの"Pepin"の方が良かった。"友達"が良かった」(イソナ ツさん)

「今年で一番良かった。"友達"が優しい曲で良かった」(あかちょうちんさん)

「"Pepin"が複雑だった。"ラブジョビンダグ"が良かった」(ピグレットさん)

「ベースの人を注目していなかったが、今日観て格好良いと思った」(天海丸さん)

「久しぶりに踊りまくりでした。アンコールの"三輪バギー"が嬉しかった」(ヨナさん)

「今までで一番良かった。"38 Special"の"ロッキン・オン・ヴァージョン"聴いてみたい」(スーさん)

「"サリー""Black Jenny"等『曲ごとに』いいのがあった。本編はSHERBETSの事をボーッと考えてましたが、アンコールで『違うこと』ばかり考えてしまい、切なくなった」(ういさん)

「雨が降っている中、少しの間見えた月とミラーボールが綺麗だった。このロケーションで"VINNY"が聴きたかった」(マーブルリヴァーさん)
report by nob and photos by morissie
==>top page : JPN / ENG

check the albums?

search:
Amazon.co.jpアソシエイト
nob's works

button2001

button大晦日ライヴはしご記録 : オレンジ, buG, GYOGUN LEND'S, POTSHOT, PENPALS, ルグンバー・タスミ, ボストン・クルージング・マニア, 氣志團(01/12/31 @ Omotesando FAB, Shibuya On Air East, Shibuya Yaneura )
buttonno title : MOST/ Mo'sometone Bender (01/12/17 @ Shimokitazawa Shelter )
buttonno title : ボストン・クルージング・マニア/モーサム・トーンベンダー (01/12/16 @ Koenji 20000V )
buttonプログレ男、クリスマスの渋谷に現る : Vincent Gallo (01/12/12 @ Shibuya Orchard Hall )
buttonいつまでもズッコケ、転がっていく吉野 : eastern youth (01/12/19 @ Akasaka Blitz)
buttonアルゼンチン・ロックをのぞき見る』 : ティントレーロス (01/12/11)
button山本精一って何者? : 羅針盤 (01/12/06 @ Shibuya Quattro)
buttonno title : Regurgitator (01/12/03 @ Shibuya Quattro)
button5人の物語 : electraglide feat. Howie B, Richard Marshall, Buffalo Daugher, Plaid, Fatboy Slim, Darren Emerson, Aphex TwinLaurent Garnier, and Mouse On Mars (01/11/30 @ Makuhari Messe)
buttonステージは満員電車状態! : Dropkick Murphys with COBRA (01/11/07 @ Shibuya On Air East)
buttonだまされるのもいい... : Bell & Sebastian (01/11/14 @ Akasaka Blitz)
buttonパワー健在! : Joe Strummer & The Mescaleros (01/11/01 @ Shibuya Quattro)
buttonBJC曲に歓声と戸惑いと... : sherbets (01/10/28 @ Hibiya Yagai Ongakudo)
button朝霧はFOHの延長線か... : 朝霧ジャム (01/10/13 - 14 @ Asagiri Arena)
buttonSFAの寓話的世界にようこそ... : Super Furry Animals (01/10/19 @ Shibuya AX)
buttonno title : Mo'sometone Bender (01/10/06 @ Shimokitazawa Shelter)
buttonno title : Radiohead (01/10/03 @ Yokohama Arena)
buttonアメリカは「Imagine」を怖れている : 放送自粛ってなにだ? (01/09/26)
button音の向こうに覗く肯定的姿勢 : Ash (01/09/12 @ Akasaka Blitz)
button不思議で強い磁場を感じさせるライヴ : 頭脳警察 (01/09/06 @ Shibuya AX)
buttonno title : 高円寺阿波踊り (01/08/28 in Koenji)
buttonno title : 浅草サンバカーニバル (01/08/25 in Asakusa)
buttonno title : Mo'sometone Bender (01/08/24 @ Shimokitazawa Que)
buttonフジのリベンジは果たせたか!? : Brahman (01/08/21 @ Shibuya AX)
buttonフジロックで感じた2つのこと : Fuji Rock Festival '01 (01/07/26 - 29 in Naeba)
buttonno title : Sherbets (01/07/11 @ Akasaka Blitz)
button楽しいのが一番 : Radio4 (01/07/01 @ Ebisu Garden Room)
button極東最前線34〜ギラリズム夜明け前 : eastern youth (01/06/22 @ Shibuya AX)
buttonツェッペリン・ファンも満足! : Ben Harper & The Innocent Criminals (01/06/17 @ Shinjuku Liquidroom)
buttonゴージャスなステージ : G. Love & Special Sauce (01/06/07 @ Akasaka Blitz)
button青春とはなんだ? : The Stereo / Husking Bee (01/06/05 @ Shibya Quattro )
button一歩はまれば抜けられない? : Magma (01/05/30 @ Shibuya On Air West )
buttonno title : Thee Michelle Gun Elephant (01/05/23 @ Yoyogi Kyogijo)
button考えよう、チベット問題 : Tibetan Freedom Concert (01/05/13 @ Tokyo NK Hall )
buttonno title : Mo'sometone Bender (01/04/27 @ Shimokitazawa Shelter)
button轟音の海に身を浸せ! : Mogwai (01/04/25 @ Akasaka Blitz)
buttonなんでもありだぁ! : RADIO4 (01/04/22 @ Nishiazabu Yellow)
buttonno title : 春風 (01/04/01 in Yoyogi Park)
buttonナパーム・デスです... : Napalm Death (01/03/28 @ Shibuya Quattro)
button電子機材駆使のハードなロック : Boom Boom Satellites (01/03/23 @ Shibuya AX)
button「スカ帝国」番外編は歌謡曲のにおいがする。 :feat. hat's Love?, Crazy Ken Band, 女体盛り (01/03/22 @ Shinjuku Loft)
buttonno title : AJICO (01/03/20 @ Akasaka Blitz)
buttonno title : MARILYN MANSON (01/03/19 @ Tokyo Bay NK Hall)
buttonno title : Green Day (01/03/18 @ Makuhari Messe)
buttonLife(命、人生)から生まれた歌がある... : Eddit Reader (01/03/13 @ Shibuya Quattro)
buttonゆったりした時間の流れるフライトはいかが? : OlO (01/03/10 @ Aoyama CAY)
button歌がドラマティックなメロディを伴い、塊となってぶつかってくる... : JJ72 (01/03/07 @ Shibuya Quattro)
buttonアコースティック・ギターの妙と届く声... : Richard Thompson (01/02/21 @ Shibuya Quattro)
buttonBlack List : Pealout / AIR / スネイル・ランプ (01/02/18 @ Zepp Tokyo)
button極東最前線33〜新世紀上等!〜 : eastern youth with 怒髪天 (01/02/17 @ Shibuya Quattro)
button炎と水の夕べ... : Rammstein (01/02/15 @ Shibuya AX)
buttonno title : Pealout (01/02/03 @ Shimokitazawa Shelter)
buttonno title : Teenage Fanclub (01/01/28 @ Shibuya On Air East)
button極めつけのカルト・スター、ついに来日! : Sparks (01/01/24 @ Shibuya Quattro)
button孤高を貫くブラフマンと明るくサービス精神旺盛なSHELTER : Shelter with Brahman (01/01/23 @ Shiubya Quattro)
buttonno title : Placebo (01/01/15 @ Shibuya On Air East)
button何よりもリスナーを信じている! : Limp Bizkit (01/01/13 @ Shibuya Quattro)
buttonno title : ロマンポルシェ、BACK DROP BOMB (01/01/10 @ Shinjuku Liquidroom)


無断転載を禁じます。The copyright of the article belongs to and the same of photos belongs
to Yukari "morissie" Morishita. They may not be reproduced in any form whatsoever.

==>Back To The Top Page : JPN / ENG.