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またいい音楽を知ることができた、嬉し! 髪はカーリーヘアー、顔には厚化粧、キラキラ輝く衣装や小物を身に着け、ステージをより一層華やかにする。まさにGLAMOUSなROCKである。 その元祖とも言えるのが、若くしてこの世を去ったT・REX のリーダー... というより、そのもののマーク・ボラン。(といっても、こういったお話は人から聞いただけなんだけど... ともかく、)彼への追悼として、その命日に開かれて続けて今年で15回目となるライブは、AKIMA&NEOSを中心に多くのゲストを迎え、約3時間もの間、観客を魅了した。 言うまでもなく、ヴィジュアル系に大きな影響を与えでいるのがGLAM ROCK。(これも、人から聞いた話。だって、私が生まれるずっと前の音楽なんだもん)それでも、この日、オーディエンスにはアーティストをマネして同じ格好をしている人がいないのだ。会社帰りのスーツ姿の人やルーズソックスの若い女の子... 7割は女性客であったが、それほどエキセントリックな人は見かけない。なんだろね、このギャップ。 それでも、(なんにも知らなくても)私を夢中にした音楽はというと激しく頭を振るかんじではなく、キーボードやパーカッションによって時にはジャズのように聞こえたり、アコースティックギターとパーカッションのみの演奏ではなんとカントリー風に聞こえたり... なんか、かわいらしいかったりもする。しかし、ギターの音は頭に、ベースの音は胸にずぅーんと響くROCKだ。今からずうっと昔、そう私が生まれるずっとずっと昔にこんな曲を作ったマークは、やっぱ、素晴らしいと思うし、この日出演したアーティストが目を輝かせて彼の曲を演奏していたのも印象的だ。 ゲストとして出演した頭脳警察のPANTA&TOSHIの演奏は、シンプルでありながら、心にしみた。やっぱ、テロだ戦争だといった事件で世界が歪んでいるからなのかしら。なんでも、彼らが演奏した曲に、マークの曲ではなく、オリジナルがあったんだけど、(『ピープル』)それを演奏した理由がそこにあるような気もした。 とんでもない盛り上がりを見せたのは、活動休止のYELLOW MONKEYのベース、ヒーセが登場した瞬間。人々の興奮と歓声は凄かった。バンドが休止中とあってか、もう大爆発。あの瞬間は、超テカテカの衣装以上に光っていたなぁ。 《学校へ行こう》でお馴染のアダムも登場。白い服に身をまとい口には真っ赤なバラ。SEXYかつ歌もうまい。皆足でリズムをとり、トークでは爆笑。失笑もあったけど...(笑) 「オレにホレるとやけどするゼ〜」 いやぁ、低温やけどです、ハイ。GLAM ROCKに新しい革命が起きた感じだね。 最後はみんなステージに登場して演奏。アンコールも止まらない。マークは亡くなってしまったが、彼が残した音楽は今も生きていて、多くの人に愛されているのがよくわかる。彼がいなければKISSやQUEENも生まれなかっただろうというのだから、やっぱ彼の存在は大きい。このようなライブが続く事によって、若い人たちや今まで知らなかった人にも知ってもらう事ができる。 マーク自身の演奏は生では聞けないが、いろんな人が音楽を伝えてくれている事を彼の天国で喜んでいるに違いない。アーティストたちも好きな曲を喜々として演奏しているのが伝わるし、楽しいだろうね。 もちろん、私たちも楽しいし、多くの発見がある。こうやって皆が幸せになるという、いい連鎖を生んでいるように思える。世の中により便利な物が増え、古い物は日に日に姿を消しているが、いい音楽はどれだけ古くても人の心から忘れ去られる事はなく、残っている。人を傷つけるものは何もなく、楽器を使って人を楽しませ、平和な革命を起こす。 う〜ん、Tレックスもマーク・ボランも全然知らなかったのに、今日もひとついい音楽を知ることができた。 Reported by Aya Izumi
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