ASH at ZEPP大阪(2001年9月16日)
 

ASH

ASH

ASH

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ASH

ASH

ASH

ASH

 

 

アッシュの人気の秘密って何?

 

 アッシュの人気の秘密って何だろう? もちろんティム君はかわいいけど、でも、最大の魅力はやはり曲の素晴らしさだと思う。どれもどこかで聞いたようでいて、でも古臭くなくて。一緒に歌って跳ねたいエネルギーの一方で、あの夏の思い出を振り返る時だけに漂う甘酸っぱさ…。ちょうど今の時期「フジはすごかったなあ…」なんて思い出してる自分の気分にもぴったりだ。

 

 ところがどっこい、そんな甘さと裏腹に彼らのライヴは要根性。前回の来日では壮絶モッ シュにみんなの靴が飛びまくり、私も踏まれて蹴られてそりゃあ大変だった。で、今回は最前を遠慮して2つ目の柵あたりに陣取る。ステージの背景は最新作の『フリー・オール・エンジェルス』にちなんだきれいな天使の絵。そしてBGMのラモーンズやらベックに浮かれて待つこと数十分。

 

 7時10分、ついに暗転。ものすごい歓声の中、オープニングは "BURN BABY BURN" だ。そら来たっ!さっそく前方はダイヴの嵐。女の子の姿も見える。中央に立つティムは黒地に火花を散らしたような模様のノースリーヴのシャツ。そこからのぞく腕は意外と逞しい。

 

 「ツギノキョクハ…」とぎこちない日本語紹介がご愛嬌の"SUBMISSION"。そして私の一番のお気に入り、"SHINING LIGHT"も早くも登場だ。大合唱の中、やっぱりいつ聞いてもキュンとなるいい歌だなあとしみじみ。だが、そんなゆったりしたナンバーでも皆の飛ぶ勢いは衰えたりしない。フライングVを弾きまくり、時々頭の上に掲げるポーズを決めたかと思うと、イチニイサンシ、と日本語でカウントしたり、奇声連発で皆を煽ったりと、ティムのフロントマンぶりも堂々たるもんだ。

 

 極めつけ"KUNG FU" でそんなハイ・テンションもピークかなと思ったら「ウィーザー、スキデスカ?」 シングルで "ONLY IN DREAMS" をカバーしたとは聞いていたけど、ほんとに生でやってくれるなんて。しかもカバーというより、何のつっかかりもないほどの完璧コピーぶり。今夜ここにアッシュを見に来た人の多くは私も含めてウィーザーのファンでもある。こっちは何か得した気分だけど、音楽的同業者(?)の曲をここまで素直にカバーしてしまうのも、何だか彼らしくて微笑ましい。

 

"WORLD DOMINATION" で1時間きっちりの本編終了後、「ロックンロール!オーサカ!」の雄叫びと、"LOSE CONTROL" で始まったアンコールは、皆で「あ〜〜うっ!」と奇声を上げまくるラスト、"NUMBSKULL" まで何と7曲の大サービス! 外の気温だけじゃなく、この日の大阪はほんとに熱かった。

 

――とまあ、アッシュは最高だったが、実は、私のいた中央2つめの柵よりもさらに後方から何度もダイヴしてくる巨漢がいて、もう大迷惑だったのだ。落ちた先でも踊るんじゃなく、あちこちガンガンぶつかりまくり。私もよけたり踊ってるついでに、蹴りの1つも入れてみたけど効果なし。おかげで終演後は周辺の怒り炸裂。恒例のピックやスティック取りそっちのけで、そいつにつっかかる人が続出だった。

 

ASHサイコ〜!あんた、サイテ〜!

 

 お見送りのBGM、シナトラの "MY WAY" もそんな罵声と交錯すると妙に意味深だ。ねえ、自分なりに楽しむのと人に迷惑かけるのとは全然別のことだろ?

 

---setlist---

 

1.BURN BABY BURN
2.A LIFE LESS ORDINARY
3.SUBMISSION
4.SHINING LIGHT
5.GOLDFINGER
6.CHERRY BOMB
7.SOMETIMES
8.WALKING BAREFOOT
9.OH YEAH
10.CANDY
11.KUNG FU
12.GIRL FROM MARS
13.ONLY IN DREAMS (WEEZER)
14.WILDSURF
15.JACK NAMES THE PLANETS
16.WORLD DOMINATION

---(ENCORE)---

 

17.LOSE CONTROL
18.JESUS SAYS
19.NICOLE
20.PACIFIC PALISADES
21.WHAT DEANER WAS TALKING ABOUT
22.PROJECTS
23.NUMBSKULL

Reported by Ikuyo Kotani.


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Tsuyoshi Ikegami. They may not be reproduced in any form whatsoever.
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