Music Journey of Morgan Fisher for a minute...
vol.2 -- part5 --
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「もちろんだよ。ほとんどのアーティストに関して言えば、僕が愛するアーティストであり、いつも彼らのアルバムを聞いてきているし... みんなが限られた1分間で何をするのか、彼らの普通のアルバムとどれほど違ったことをしてくるんだろうかって興味もあったしね。嬉しかったのは、なによりも彼らがパーソナルなことをやってくれるたということだろうね。例えば、大好きなカナダ人のアーティストで、ジェイン・シバリーさ。いつもEメールでコンタクトを取っていたんだけど、『とっても忙しいからなにをしようか』っていうから、『なんでもいいんだよ』なんて話が続いたんだ。で、結局、じゃ、『電話でやろう』ってことになってね。(笑)『最高じゃん』って... 新宿のヨドバシ・カメラに飛んでいって電話からDATに録音するためのケーブルを買って... 結局、彼女は電話で詩を朗読してくれてね。ハッキリ言って、マイクよりもこのケーブルの方がいい音でとれたからね。深夜の0時ぐらいかな。すごく静かな彼女の家の居間に座って、とっても個人的な詩を呼んでくれたんだ。それから、30分ぐらい話していたかな。そして、その詩の朗読に僕が音楽を加えて.. それを彼女が気に入ってくれて採用したんだ」
そして、忘れてはいけないのが、ブラジルのエルメト・パスコール。もちろん、それぞれのアーティストが素晴らしい1分間を提供してくれているのだが、昔からある日本の物売りの声に重ねてとてつもなくユニークな楽曲を作ってしまった彼の作品は飛び抜けて斬新に聞こえたものだ。
「彼のアルバムは何度か聞いたことがあるんだけど、彼の作品って、なかなかみつけられないんだよね。ばかげてるよ、こんなの。だって、彼は天才だと思うし、ブラジルのフランク・ザッパのような存在じゃないか。ものすごく幅広い音楽的なセンスを持っているし、どんな楽器でも演奏してしまう... 実は、ブームと一緒にブラジルに行ったときに、彼のアルバムを6枚ほど買って帰ったんだけど、そのなかの1枚で彼がいろんなスピーチ... 例えば、ブラジルの大統領のスピーチなんかに沿って、それを正確に音楽にしているってものがあってね。実は、ザッパも同じことをしていたんだけど、それが全く新しいアートの様式を生み出しているんだ。半ばスピーチであり、半ば音楽であるといった、驚異的なものを感じるんだよ。だから、彼とコンタクトが取れたときに、『あれと同じようなことをやってくれないか』って頼んだんだ。そうしたら、『なにか日本語のものを送ってくれよ。日本語の声でやったのはないんだ』ってことになってね。で、何種類か送ったんだけど、彼が選択したのが、実は、僕が一番気に入っているものだったんだ。
『ヤスイヨ、タッタ30セン!』って、バナナのたたき売りの声だよ。『銭』って言ってるけど、あれは、古いものじゃなくて、誰か俳優が昔のものを真似してやっているって感じのものでね。どれほど本物に近いかは知らないけど... で、ともかく、彼には、パーカッションも入れてくれないかって頼んだんだよね。そうしたら、3ヴァージョン入っていて、声だけのもの、声とキーボード、それと声とキーボードにパーカッション。それで彼が作っていったプロセスがわかるんだけど、驚異的なのは、彼は声にメロディを感じることができるんだよね。しかも、それを考えることもなく、一瞬にして演奏してしまうんだよ。僕もトライしたことがあるんだけど、コンピューターでひとつの声にマッチする音を捜すだけでもものすごい時間がかかるってのに、それを生でやってしまうんだから、信じられないよ。あのトラックは、ホント、とんでもないいよ」
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interview and photo by hanasan
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