Music Journey of Morgan Fisher for a minute...
vol.2 -- part4 --
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「まぁ、いろんなアルバムを買って聞いて、そこからたぐり寄せる。それだけのことなんだ。例えば、中国人のアーティストに関しては、彼のライヴに行って会ったわけさ。基本的にはアンダーグランドのアーティストは簡単だよね。自分たちのコンタクト先とかをアルバムに印刷している場合が多いから。彼らはみんなとつながり合おうとするけど、メジャーの人なんて、そんなこと絶対にしないし... だから、そういった人たちを捜し出すことはそれほど難しいことじゃないんだ。
まぁ、前回より、参加を拒否する人が結果として多かったのは... そうだね、マネージャーとか、そういったことかな。本人はOKっと行っても結果として作品が届かなかったり... 最初のヤツは90%の人がOKって言ってくれたけど、今回は50%かな。といっても拒否されたんじゃなくて、イエスって言ってくれたんだけど、ことが動かなかったって意味なんだけどね」
プロジェクトに関する理解という点ではどうだったんだろう?
「基本的には前作でやったことを説明して誘うという形だったんだ。最初はグローバルなプロジェクトとしての『ミニチュアーズ・フォー・ミレニアム』というタイトルを考えていたんだけど、あまりにも多くの人たちがこのミレニアムという言葉を間違って使っているから、それはやめにして... いずれにせよ、オリジナルなアイデアは、インターネットが進化した世界にみんなが住んでいて、誰もがつながっているってことを形にしたかったというか...。それを見せるためのプロジェクトって感じだね。それに、サンプリングといったテクノロジーを使うことで、これまで以上に多くのミュージシャンが互いに影響を与えあっているだろ? 例えば、メジャーで成功しているレイディオヘッドにしても1枚のアルバムのなかにあらゆるタイプの音楽が融合され、絡み合っている。こんなことはかつてなかったことだと思うんだ。ピーター・ゲイブリエルとかが、大金を使っていろんなミュージシャンを海外から輸入したりってのはあってもね。ところが、そういったことがサンプリングをすることで可能になったわけだ。子供達は他の音楽に対してもっともっとオープンなんだよ。それはとっても健康なことだと思うし... そういったことを考えていったら、『ミニチュアーズ』を再びトライするのに、すごくいい時期じゃないかな思ったんだ。以前みたいに、風変わりなアルバムとか、プロジェクトじゃなくてもっと多くの人たちが耳を傾けてくれると思ったんだよね。それこそ、僕らの社会が向かうべき方向だとも思うし...」
その結果として生まれたこのアルバムを彼はどう評価しているんだろうか。特に前作との違いが気になるのだ。
「もちろん、最高だよ。世界中の偉大なミュージシャンを集めて、最もほしかったものが形になったという感じだよね。前作ほどのエッジはないかもしれないし、風変わりでもないけど、僕らは当時とは違った世界に住んでいるし、僕自身年齢も重ねたし... それに、あの当時は、やっぱりまだパンクの時代だったと思うんだ。ハードなエッジが必要だったし、ロンドンに住むことでそのエネルギーを楽しんでいたってのもあった。おそらく、それがミュージシャンの選択に影響を与えていたと思うんだ。でも、今は違ったテイストを持っているし、加えて、もっとインターナショナルなものにしたかったというのもある。さらにエスニックなものも加えたかった。伝統的でも、いぜんとして我々の耳に新鮮さを感じさせるものも入っている。単に個人のアーティストがエキセントリックな実験をしているってのを集めたというというよりは、いろんな意味で、前作よりももっと基盤があるってのかな。当時は、狂ったような現代社会に生きていて直面する緊張があり、欲求不満があって、それを表現しなければいけなかった。でも、僕らはみんな成熟した文化のなかで生きていて、欲求不満から生まれる表現ではなく、音楽への愛情からそれがでてきていると思うんだ。そういった意味がこのアルバムにはあると思うんだよ」
同時に、ここに収められた曲や音楽からモーガンはとてつもない影響を受けているに違いにないし、それを楽しんでいるんだろう。思うに、それこそが、今プロジェクトの大きな意味じゃないだろうか。
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interview and photo by hanasan
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