Music Journey of Morgan Fisher for a minute...
vol.2 -- part2 --
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といったプロセスで出来上がったのが、この1枚目、『MINIATURES』(Blueprint BP159CD)だった。参加しているアーティストといえば、ロバート・フリップ、マイケル・ナイマン、アンディ・パートリッジ(XTC)、レジデンツ、ピート・シーガー、ロバート・ワイアット、エクトル・ザズゥーなど、そうそうたる顔ぶれだ。
が、これほどまでの数のアーティストの作品を集めるのにかかったのは1年以上の歳月。それをまとめて1枚の作品として聞いたとき、おそらく、自分の思惑なんぞを通り越して、かなり新鮮にそのアルバムが響いたように思えるのだ。
「そうだよね。曲によっては半年以上も耳にしたことがないというものもあったしね。ものによっては、郵便で送られてきたり... だから、朝目が覚めてそういったものをみつけると、『やったぁ、今度はレジデンツだ! アメリカから来た!』ってな感じで、わくわくしながら、それを聴くわけさ。ほんのわずかだけど、あまり好きじゃないものもあったけど、好き勝手にやってくれって約束だから、捨てた曲は皆無。いずれにせよ、それを1枚のアルバムとしてまとめていく作業もすごくエキサイティングだったよ。もちろん、すごい時間がかかったんだけどね」
その作業にかなり骨を折ったということだ。今回の2枚目に関していえば、MDプレイヤーを駆使して、数時間で曲順を決定できたというのだが、当然ながら、当時、そんなものは存在しない。
「実際、テープを切ってつないでって、そんな作業をしていたんだよ。その前には、集まってきた51曲を譜面に書いて部屋中に並べて... それを何度も並び替えるってのが最初の作業だったけど。(笑)いずれにせよ、どこの曲も何度も聞いて、自分の頭の中に入っていたから。で、当時は、アルバムのA面とB面があって... それぞれの曲がどの曲と前後すれば一番いいか... それを考えるわけさ。タッチが同じようなものか、あるいは、完全に逆か... それが一番つながり安いんだよね。例えば、1/2Japaneseって、うるさい感じのパンクがあって、その曲の次にはまるのは絶対にストリングス・カルテットだって、ペンギン・カフェ・オーケストラを持っていくわけさ。そうすることで、ものすごくいいコントラストが生まれるんだ。
といっても、そこにはなんらかのストーリーのようなものがあって... もちろん、カットアウトか、フェイドアウトかによって次に持ってくるものも変わるだろうし、そのあたりは、ある種、映画の編集も同じような作業じゃないかと思うんだ」
音源を送ってきたアーティストによっては、複数の曲を送ってきた人もあったらしいし、このプロジェクトの噂を聞きつけて、勝手にテープをも送ってきた人もいたという。
ともかく、そんなプロセスを経て生まれたのがこの作品。記録的な大ヒットになることはなかったのだが、大きな評価を受け、カルト的な作品として世界中で発表されたということだ。このホームページで紹介されているのはそのCDヴァージョンで5年前に再発売されたもの。今でもこのアルバムに関しては世界中から数多くのレスポンスを受け取っているという。
「まぁ、そんなに売れなくても、それほど気にすることもないと思うしね。特にこうしたプロジェクトはお金のためじゃなくて、なによりも楽しみたいからやっているわけで... それにこれによって生まれたネットワークというか、それが大切なんだよ。このアルバムを通じて、互いに知らなかったミュージシャンが連絡を取り合ったり... 面白いじゃないか」
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interview and photo by hanasan
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