Interview with エレクトリック・イール・ショック (15th Feb. '06)
犬小屋でユニゾン!? 世界ウナギ登り最前線
- part1 -

アキ:オレ達ね、今みたいにツアーしてないと不安になるんですよ、日本のバンドとかバイトしながらとかでバンドやってるでしょ? オレらはツアーしないと金が無くなるんでね
出ましたね、ライヴ・バンド発言が。これが言えるまでにどんだけの決意と集客が必要か... もちろんメジャー・クラスの話なら別ですが、今年3月にやっと日本盤のリリースにこぎつけたひとたちの発言ですから。
気持ち先行しすぎて忘れてましたが、ここでメンバーを紹介しましょう。ヴォーカル・ギター、我らがメタル・ヒーローのアキ、ベース・ギター、我らがメタル・ブラザーのカズト、そしてドラムス、我らがメタル・ジャイアントのジャイアン、と個性的なトライアングルで構成されるイール・ショックです。サウンドはもちろん、ロックにフォトジェニックな彼らのことだからバンド結成の話もロックでがっつり、かと思いきや...
アキ:最初は全然別々の、ね。ふたりで(カズトと)やってたときもあったけど、後でジャイアンを引き入れたみたいな感じで
--えーっ、てっきり3人してガレージやメタルっぽいところから始まったのかと
アキ:だってジャイアンはファンク・バンドみたいのやってたよね、オシャレ〜な
と、今の半裸状態から想像もつかない飛び道具的な過去を知る。しかも経歴をよく調べてみると、アキとカズトのバンドは一度メジャー・デビューを果たしたのち方向性を失い、カズトはファンク・バンドのセッション・ベーシストとして、さらにアキはプロの釣り師として情熱を注いでいた、ともあり、ここにきてボクの情熱の方向性まで怪しくなってきた。が、やはりそれだけではなかった。バンドが今の3人になってから海外へ出たときの話だ。
--最初、あえて海外へ出ようと思ったきっかけってなんだったんですか
カズト:それは、ピーランダー(ピーランダー・ズィー)といっしょにできたからだね、やっぱ。ま、チャンスがあって、行きたかったからだけど
アキ:あえて他のバンドがどうやって、とかを調べたわけじゃなくて、ピーランダーづてでとりあえずニューヨークでやれるってことになったから、それで行ったらテキサスまでどうだ、みたいなことになったり。その後は(ライヴ・ハウスなどが)呼んでくれたから、じゃあ行くわみたいにね... ま、はじめはヴィザのこと勉強せなあかんとかいろいろあったけどね。最初のころはみんなそうだと思うけど、まぁまぁ、ハッタリとかで
この話がさかのぼること6年前、1999年のことで、話にもあったように反響が凄まじく、そのまま20ヶ所に及ぶツアーを敢行してしまったようだ。聞き逃してしまったが、そのときのハッタリの内容が非常に気になるところ。真似したいものです。その後は日本で活動を続けるも、2002年頃から活動の拠点を海外へとシフトすることに一念発起した彼ら。そのころの話を少し。
アキ:ヨーロッパは結構早めにブッキング・エージェントが決まったりして上手いこといきまして
カズト:ダウンロードとかロスキルドとか大きなフェスにも出れて
--でっかいですよね。でも、その反面ツアーとかはリハーサルが無かったりいろいろと日本と違うところが
アキ:いや、ヨーロッパはリハありますよ。そんで、(ライヴ・ハウスの)入り時間とかも日本とそんなに変わりはしない、かな。
--機材とかは
アキ:あー、機材は無い。自分で用意せなあかんね
--移動や生活なんかはバスで、って感じですか
アキ:うん、でっかいツアー・バス使うこともあれば、アメリカはキャンピング・カーで回ったこともあるし、基本は日本で言ったらハイ・エースみたいな、もうちょっと大きい車だけど
ジャイアン:でも、ライヴが宿泊施設を持ってて泊まれたり、ってのもあるね
--あぁ...え! そんなのあるんですか
アキ:ヨーロッパは、オランダとかドイツとか
ジャイアン:ロンドンもあるね。そこでメシ食わしてもらったり。ライヴ・ハウスの上にあることもあれば、別に離れたところだったりもあるし
アキ:あ、日本にこうやって久々に帰ってきてライヴ・ハウスのひとに聞こえるように言わなあかんねんけど、ツアー中は ビールとか あのーー メシも食わせてもらって ね!! そういう心配はいつも無かったんで(笑)
--アハハ!
カズト:なんかね、基本的にそういうのが
アキ:歴史的にあるんやろね、ケアする風潮というか尊重してくれるというか。ギャラもしっかり出るようになってきたしね
この話はそれこそ駆け出しの頃でもそうだったという話で、ボクたちみたい音楽が好きで遊んでるひとたちにとっては単純に羨ましい環境です。ツアー・バス乗ってTシャツとCDの売り上げで過ごすなんていう夢か悪夢みたいな生活も、日本で考えるのと海外を舞台で考えるのとでは話が違うのかも。とはいえ超貧乏生活だと聞いてますけどね...
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Interview by toddy and photos by ryota and saya38
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2006
SXSW特集 : Preview ...And You Will Know Us by the Trail of Dead (10th Mar.)
ライヴ超える、越える壁は言葉 : あるりらんぽ (15th Jan. @ 渋谷スクランブル交差点前、原宿竹下通り入り口)
2005
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