Interview with Peelander-Z (17th May '05)
アメリカで名を挙げたPeelander-Z
- Intro -
「ロックンロールエデュケーションや! 客にもバンドにもエデュケーションが必要やと思う」 (YELLOW)
アメリカはNYから一時帰国していたPeelander-Z、コスチュームを脱いだYELLOWとPINKをつかまえインタビューを決行した。
上の言葉はYELLOWが何度も口にしていたもの。ロックンロールの教育。映画『School of Rock』はロック好きの甲斐性なしが子供たちにロックのオモロさを教える映画だった。また、『アイデン&ティティ』はバンドのスタイルは貫けるのか、バンドマンのありかたを考えさせる映画だった。YELLOWはこういったことに加え、音楽を楽しむためのエデュケーションが必要だと思ったのだろう。音楽を通してみんな"どう生きるか"。海外での活動は、こういったことを特に敏感に感じさせるのだろうか?
South by Southwest festival 05(以下SXSW)ではじめて観たPeelander-Zのライヴは"痛快"だった。赤・青・黄の信号機カラーに身を包んだコスチューム、パネルを使った観客とのやりとり、プロレスナイズされたベタなパフォーマンスと人間ボーリング、ここまでくれば何も言うまい、楽しむのが一番だと思った。そして、何といってもライヴを楽しむ"観客の笑顔"、このバンドの生命線であり爆発力でもあるのがそれ。"笑顔"をエンジンにできるバンドなんて、素敵過ぎるじゃないか。
ロックにエンターテインメントを持ち込んだバンドPeelander-Zの謎は、コスチュームやパフォーマンス、また、その音楽性にいたるまで盛り沢山。聞きたいことは山ほどあった。それに、なぜアメリカに行ったのか、どうやってツアーを行っているのか。海外進出に想いを馳せる日本人バンドのため、日本の音楽シーンのため情報収集も兼ねて参りました。Peelander-Zのこと、アメリカのこと、この2点を中心に話を聞いてみたが、もろもろの脱線話やらで、YELLOWやPeelander-Zのファンタジスタがナチュラルに滲み出し、全く予断を許さない展開へ……
異色の経歴を誇る日本人バンド、Peelander-Zを紹介します! 音楽の話はちょっぴり少ないかも知れないけど、「バンドって」「好きなことで生きていくって」……興味深い話がひょいひょい飛び出します。どうぞご覧あれーー。
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Interview by toddy and photos by ryota
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2005
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2004
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