THE SURF COASTERS (中シゲヲ)
年末年始特別企画WAITIN' 4 SURF-part4- サーフコースターズと呼ばれた男
- part5 -
----結成当時に思い描いていたサーフコースターズと今のサーフコースターズ、差は感じますか?
「全然あるね。だって…結成した時ってオリジナル曲をいっぱいやるって考えてなかったからね。…それがやっぱライヴに現れてるね。ライヴは今もカバー多いでしょ? …だって、ホントに…バンド組んだ時につくづく思ったのが、曲を作るという悩みから解放されるわけじゃないですか(笑)いっぱいイイ曲あるわけだからさあ、それをやればいい。ただ、それだけだと勿体ないから、…曲を作ってって。…んー…。でもやっぱね、意地みたいのはあったよ? テレビから出てきてるからねえ、イロモノみたいな見方っていうか。こういう音楽だしさ。なんか、そう思われてるんだろうなっていうのが、凄くいやで。だって、例えば自分がね、こういう音楽が好きで。で、あの番組見てて、あのバンドが出てきたら「なんだこいつら」って思うもん、絶対こいつらやらされてるとかさ(笑)だから、そうじゃないんだっていうのを…見せたかった、っていうのはある。だから…ホントに、自分が…ああ、これで満足、ってもんができたらたぶんやめると思うんだけど。まだやめないってことはまだ満足してないってことなんだね(笑)」
----やめちゃダメです(笑)
「(笑)…オレは凄く飽きっぽいので…ちっちゃい頃からね。ちっちゃい時…切手集めとかさ。マンガ…とかね。好きだったけど、すぐ飽きるの。すんげーのめりこむわりには、ぽっと飽きる。昨日までのオレはなんだったんだと(笑)…そんぐらい…飽きるのが、早いので。…ギターを始めてから、もう20何年経ってるけど、よくまあ飽きずにやってるなと。(サーフCDの山を見つめて)…こんだけ出してよく飽きないと思うよね(笑)我ながら。」
----では、最後の質問です。今までの経緯を含めて、中さんにとってバンドを続けるってなんですか?
「むずかしいな(笑)…んー…なんだろうね。」
----切手集めとはどこがちがいます?(笑)
「いや、一緒でしょ(笑)趣味が…ほら、たまたま仕事と兼ねちゃったでしょ。なんだろう…ライフワークというか。だから…、音楽聴くのも好きだし、ギター弾くのも…ホントはギター集める方が好きなんだけどね、部屋で並べて写真撮ってみたり、眺めながら酒呑んでみたり(笑)それと一緒。ただ…、サーフの場合は…こういうバンドが日本に一つくらいあったっていいじゃないとオレは思うの。」
----そこは意地、ですか。
「意地だね。…やっぱりさ。こういう音楽が…好きだから。それがまあ、一番なんだろうけど…でも。ほら、好きで止まっちゃってるところってあるじゃない? あのー…今までの、日本の…メジャーでもレコード会社でもさ。ベンチャーズでも寺内さんでも、それはすごくいいんだけど。ただ、そこで止まっちゃってるのが残念。だから、若い人が…現に、俺らより全然若いバンドが出てきて、音楽やってて、そういう人たちが伝えていってくれたらいいなあってのはあるよね。その為にはさ、俺らが売れようが売れまいがやってないとさ、…下の連中だってメジャーになってるわけじゃないから、やめたらそこで終わるしかないから。それが凄くいやだ。だったらまあ…、俺らが、誰かが日の目を見るまでは…俺らも日の目見てないけど(笑)続けていく、っていう。でも…自分が広める事も含めつつ、いつか…ちゃんとこういう音楽が認知される様になればいいなって。…やべ、真面目に語っちゃった(笑)」
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interview by yuka and photo by naoaki
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