遠藤賢司
不滅の男、エンケンの声を聞け vol2.
-- part1 --
●正直、音楽をやめたいと思ったときはなかったですか?
「あるね。『HARD FOLK KENJI』の後。何しろ音に飽きちゃったんだね。音を出すってことに。ライバルがいなくなっちゃったこともあるかもしれない。ライバルって"炎"をくれるじゃない。そのころ、ちょうどセックス・ピストルズの音楽が流れてたの。『あ、俺がやりたいのはこれだわ』と思って、それで『東京ワッショイ』を作ったんだよね。影響されたとかいうんじゃないんだよ。『俺はこれでいいんだな』と思ったの。多分、ニール・ヤングがセックス・ピストルズに影響を受けて曲を作ったのも、同じことだと思う」
ふたたび炎を取り戻したエンケンの復帰作、"東京ワッショイ"では、東京に住むエンケンの思いが、はちきれんばかりに歌われている。
「その頃、アメリカ行ってミュージシャンになることを夢見てるやつが多かったから、『じゃあ行けばいいじゃない。誰も止めやしないんだから、向こうで勝負して来なよ』って思った。『東京に住んでることはすごい悪い、人間の住むところじゃない』みたいなところから発想して、それで曲を作ってる人もいたし。『嫌なやつらだな、お前ここに自分で住んでるじゃないか』って思ったんだ。『だったらてめえ、ここで毎日飯食って、糞して、何やってるんだよ。何処へ行ったって同じなんだよ』って思わない?」
そんな風に若者がアメリカへの憧れをもつ一方で、今でもアメリカはイラクに、そして日本にも軍隊を置いている。
「その頃はアメリカ人を殴ってやりたくなったね。実際に殴りはしないんだけど。いまでもそういう気持ちはちょっとあるよ。イラクの問題があるから。何でもいいから、『ブッシュの国から来たやつは帰れ』って一回言ってやるべきだと思うんだよ。そのぐらいやってやらないと。『関係ないです』って言われても、『そんな問題じゃすませない国なんだよ』って教えてあげたほうがいいと思うんだ。後々の為にもね」
interview by rad and photo by hanasan |
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*東京ワッショイ
名作の名に値するアルバムを何枚も発表しているエンケンだが、そのなかでも最もよく名前がでてくるのがこの作品。ジャケットを手がけたのは巨匠、横尾忠則氏でタイトル・トラックも強力だが、「これまで何度倒れただろうか、でも、俺は立ち上がる。がんばれよなんて言うんじゃないよ、がんばったら、お前みたいになるのかよ、馬鹿野郎!」と歌われる":不滅の男"は幾度となくライヴで演奏され続けている名曲。また、クラフトワークを意識したテクノ・ヴァージョンの"哀愁の東京タワー"はYMOの流れで生まれたのかなぁ...(78年がYMOのデビューで、79年にこの作品がでている)と、思いつつ、その次のアルバム『宇宙防衛軍』では、その演歌ヴァージョンを録音。これも脱帽です。思うに、この2枚のアルバムにはフォークからロックを遙かに越えて演歌からクラシック、ハード・ロックに映画音楽など「音楽」そのものを飲み込んだ広大なエンケン・ワールドが凝縮されていると言ってもいいだろう。
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mag files :
photo report (04/04/08 @ kameria hall) : photo by izumikuma
photo report (04/01/31 @ Kichijoji Star Pines Cafe) : photo by hanasan
エンケンは... 永遠に不滅です! (00/9/13 @ Shibuya On Air West) : review and photo by hanasan
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The official site of
Kenji Endo
http://www.enken.com/
live schedule : (予定)
guest : Shigeru Suzuki
5/25 (tue) : Kyoto Takutaku
5/26 (wed) : Shinsaibashi Club Quattro
5/27 (sat) : Nagoya Tokuzo
6/3 (thu) : Shibuya Club Quattro
*詳しくはこちらでご確認ください。
previous albums :

"四畳半ロック" デビュー30周年セルフカバー作)
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The latest album is ;

"純音楽一代 遠藤賢司厳選名曲集"
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