ボタン 遠藤賢司

不滅の男、エンケンの声を聞け vol.1

-- part3 --
●ちなみに一番最初に作った歌って何だったんですか?

「“ほんとだよ”だと思う。あの曲にすべてが凝縮されてるよ。誰でもそうだと思うんだけど、最初の曲にはかなわないよ。19のころにギターを教わって、AマイナーとGを教えてもらって。弾くのもやっとだよね、指が腫れちゃったりして。でも、ものすごく気持ちいいんだよね、AマイナーとGっていうのは。それで延々と弾いててね。それで言葉も出て来てきたのかな」

遠藤賢司 「すべてが凝縮されている」というデビュー曲、"ほんとだよ"はギターを手にする前の経験も基になっているという。

「これは"越天楽"っていういわゆる宮中音楽みたいなものが基礎になってるんだよね。それを高校のころ、学校から帰るときに八幡様で聴いたんだよね。そしたらちょうどお祭りの練習をしてたんだよね。笙とか、ああいうのがずらっと並んで"越天楽"をやってたの。そこの八幡様には何百年も立ってるような杉の木立があって、その音と一緒に『太古と繋がってらあ』って思ったの。上のほうから"越天楽"と一緒に天女が降りてくるような気がしたな。そのときギターは弾けなかったんだけど、その音が自分のなかには溜まってたみたいなんだよね。それとAマイナーとGのコードが自分のなかではものすごく繋がったんだよね」

「俺の場合はAマイナー弾くっていっても、小指をキュッて伸ばして、ジミヘン風にサイケな音を出したりして。そういうのも含めて全部自分で音を出したいから。要するに、ボブ・ディランの音とはまったく違うんだよ。友達が教えてくれたのは、ドノバンの弾き方なんだけど、俺はそれじゃイヤなんだよね。それじゃドノバンと一緒だから。それは俺なりに工夫するっていうよりも、自然と指が『もっとこっちの音が欲しい』、『ジミヘンだったらこう弾くかな』とか。あるんだよ、絵柄が。それで作ったんだよね。だから"ほんとだよ"はものすごく思いが込ってる」



interview by rad and photo by hanasan

vol.1 Intro / part1 / 2 / 3 / 4 / 5
vol.2 Intro / part1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6

*デビュー・アルバム

 70年にURCから発表された遠藤賢司のデビュー・アルバムが『Niyago』で、ここにこの名曲「ほんとだよ」が」収録されているのだが、オリジナルのオリジナル... というのも、変だけど、最初に録音されたのは当時の東芝から発表されたシングルで、このアルバムに収録されているものとは別テイク。そのヴァージョンは今回発表された純音楽一代 遠藤賢司厳選名曲集で復活している。また、エンケンの傑作中の傑作東京ワッショイにも違ったヴァージョンが録音されているんだけど、れも泣けるぞ。

ボタンmag files :

ボタンphoto report (04/04/08 @ kameria hall) : photo by izumikuma
ボタンphoto report (04/01/31 @ Kichijoji Star Pines Cafe) : photo by hanasan
ボタンエンケンは... 永遠に不滅です! (00/9/13 @ Shibuya On Air West) : review and photo by hanasan

==>top page : JPN / ENG

The official site of

Kenji Endo

http://www.enken.com/



live schedule : (予定)
guest : Shigeru Suzuki
5/25 (tue) : Kyoto Takutaku
5/26 (wed) : Shinsaibashi Club Quattro
5/27 (sat) : Nagoya Tokuzo
6/3 (thu) : Shibuya Club Quattro
*詳しくはこちらでご確認ください。


previous albums :

遠藤賢司

"東京ワッショイ" (傑作中の傑作です)



The latest album is ;

Kenji Endo

"純音楽一代 遠藤賢司厳選名曲集"


previous works...

compilationなど
"1969フォーク・ジャンボリー" (live 3trax)
"1970フォーク・ジャンボリー" (live 1track)
"アシッド・フォーク・ヴィジョン" (compilation 3trax)
"1971フォーク・ジャンボリー vol.1" (live 3trax)
"第4回フォーク・キャンプ・コンサート" (live 1track)
"黎明期ライヴ!" (初期のライヴ10曲収録)
"GOOD MORNING JAPAN~ハガクレTHE BEST" (compilation 1track)
"ニューロックの夜明け 番外編9 キング・ニューロック・シングル集" (2trax)
"ニューロックの夜明け番外編3 Toshibaエキスプレス・ニューロック・シングル集" (3trax)
"ニューロックの夜明け番外編 Polydor・ニューロック・シングル編『 自由に歩いて愛して 』" (2 trax)
"パック・イン・ミュージック" (1 track)
"URCアンソロジーVol.1 URCの誕生" (1 track)
"ニューロックの夜明け番外編4 『 URC“発禁”ライブ・セレクション 』" (2 trax)
"テクノ歌謡コレクション*King編 エレクトリック・ラブ・ストーリー" (compilation 2 track)他

DVD
"ROOTS MUSIC DVD COLLECTION Vol.6" (7 trax)
"FANDANGO NIGHT 2003@新宿LOFT" (1 track)
"ROOTS MUSIC DVD COLLECTION Vol.9 ROOTS MUSIC 音楽祭1 " (4 trax with 中川五郎、高田渡)

アルバムのチェックする?

search:
?
Amazon.co.jpアソシエイト
rad's works

ボタン2004

buttonグっと、ハッピー : ASH (17th Dec 05 @ Shibuya AX )
button最高のライブ・バンドがまた目の前に : 22-20's with ROSSO (29th Nov 04 @ Shibuya Quattro)
buttonキャプテンズはマジだった : The Captains (30th Aug 04 @ Takadanobaba Phase)
buttonリバプールからの挨拶 : THE BANDITS, THE ZUTONS (30th May 04 @ Shibuya Quattro)
button不滅の男、エンケンの声を聞け : Interview 遠藤賢司 (4th Apr. 04)
buttonひとりきりの夜に : Jackson Browne (22nd Apr. 04 @ Tokyo Bunkamura Orchard Hall)
button新しいクラシック・ロック : INCUBUS (4th Mar. 04 @ Nippon Budokan)
button技のデパート : Galactic (5th Feb 04 @ Shibuya Quattro)
button50歳の子供 : 中川五郎 (1st Feb 04 @ Shimokitazawa La Cana)
buttonジョイン・トゥゲザー : Salsa Gum Tape : (17th Jan 04)
buttoninterview with 梶原徹也 (The3PEACE) vol.2 サルサガムテープは圧倒的な肯定のバイブレーション : (16th Jan 04)
buttoninterview with 梶原徹也 (The3PEACE) vol.1 ジョン・レノンとパンクのメッセージは基本的には同じだなって感じてた : (16th Jan 04)
buttonハッピーに笑顔の年越し : The3PEACE (1st Jan @ Shibuya DUO MUSIC EXCHANGE)

button2003

button『Burning Motors Go Last Heaven : Thee Michelle Gun Elephant (DVD Review)
buttonここから化けるか…!? : 惑星 & understatements (12th Dec @ Shimokitazawa Club Que)
button大っきくてウマい : Robert Randolph and The Family Band (10th Dec @ Shinjuku Liquid Room)
buttonそっちは最高! : BLACK BOTTOM BRASS BAND (20th Nov @ Shimokitazawa Shelter)
buttonロックンロール奇跡の夜 : Thee Michelle Gun Elephant (11th Oct @ Makuhari Messe)

無断転載を禁じます。The copyright of the article and photos belongs to and the same of the stage photos belongs to . They may not be reproduced in any form whatsoever.counter
==>Back To The Top Page : JPN / ENG.