Black Bottom Brass Band
理屈は後からついてくる
-- part5 --
――音的には最初からダーティ・ダズンを意識していたんですか?
コー「そうですね。コピーから始めましたからね。音源がビデオしかなかったからそこから3、4曲コピーして。その数少ないレパートリーで延々とストリートやったりしてましたね。それでも何故かお客さんが集まってくれて。珍しかったんやろね。今ではホーンの大編成のバンドは結構あるけど、その時は誰もおらへんかったし」
ヤッシー「ストリートは面白かったですよ。昔は全然規制がなくて。最初は1日中、夜中の12時くらいまでやっとたもんなぁ。ひっかけ橋で。僕ら始めは梅田やったんですけど、しばらくしてから今は名所になってる阪急とJRの間の歩道橋で演るようになって。」
コー「それがAPECで一斉撤去になってしまって。露天商とか全部一掃ですよ。それまで何もなかったのに」
ヤッシー「楽器持って『プッ』と音出したら『ピッ』って警察にすぐ笛吹かれるんすよ。ごっつ盛り上がってたのになぁ。前列の人は座ってくれたりして」
――ある意味日本の『ちんどん屋』に近いものがありますよね。
コー「まさにちんどん屋さんですね」
――ストリートで食べて行けたんですか?
コー「飯食えましたね。だって最高で一晩13万くらいいってましたもん」
ヤッシー「最低でも8万、9万はいってました。だからどんなに悪くても一人8千、9千は持って帰ってました」
コー「割のええ肉体労働ですね」
ヤッシー「それがバンド続いた理由やろな。食えたっていうのが。1回でそれだけもらえるからいくらでも演ろうって。毎日演ってもそれくらいもらえましたから。それに仕事くれたりするんですよ。『ウチでちょっと吹いてくれへんか?』とか『結婚式で吹いて下さい』みたいな。1回演れば誰かが仕事くれて」
コー「初営業憶えてんもん。『結婚式でパーティするから吹いて』ってやつ。『10万円でやってくれへん?』って言われたから『やったぁ〜!』」
ヤッシー「『ちょっとしか吹かへんのに』とか思ったなぁ」
コー「でも結婚式とかで吹くの一番おもろかったなぁ」
――貧乏生活とは縁がないですね(笑)
コー「それに実家やったからね。温室育ち。今の方が大変(笑)」
――そういうこともあって『なんとかなる、イケる』っていうメドがついたんですか?
ヤッシー「そういうのはなかったですねぇ。『なんとかしよう』って東京に出て来る時に腹くくったんですよ」
interview by taisuke and photo by hanasan |
mag files :
楽音 : (04/4/10 @ Ebisu ケセラ) : review by taisuke, photo by mari
photo report : (04/4/10 @ Ebisu ケセラ) : photo by mari
ホーン≒ピストル (04/2/17 @ 渋谷BYG) : review by taisuke, photo by hanasan
そっちは最高! (03/11/20 @ 渋谷BYG) :review by rad, photo by hanasan
おもちゃ箱 (03/8/12 @ 渋谷クアトロ) : review by taisuke, photo by hanasan
photo report (03/8/24 @ Akasaka Blitz) : photo by saya38
うねり出すぶっといグルーヴ : (02/6/7 @ Tokyo FM Hall) : review by DJ SASA, photo by hanasan
photo report : (02/6/7 @ Tokyo FM Hall) : photo by hanasan
|
|
|