The Captains Interview
- part.3 -
「傷彦は前に前に、って出るタイプじゃなくて、後ろから支える感じだった――ヒザシ」
|
●それまでは、どんなバンドをしてましたか?
ヒ : 「洋楽っぽいことをやてましたね。そのときは90年代のギターポップ」
テ : 「ウイーザーとかティーン・エイジ・ファンクラブだったり、あの系をヒザシと一緒にやってた」
ヨ : 「もっとエフェクティブなことが好きで、僕はドラムをやってたんですけど、ディレイを使っていたバンドをやっていました。曲の最後にドラムに突っ込んだり、ドラムを破壊したり、曲終わりでライヴハウスの外に走っていきたいってなったらやるって、衝動に駆られてやりたいことをそのままやってましたね。当時やっていたバンドは何と呼ばれるかわかんないですけど。とにかくすごいことをやりたかったし、すごいバンドにしたかった。ドラムって一番後ろにいるじゃないですか。僕はお客さんがずっとドラムってみんな見てないと思ってたんですよ。でも音楽をずっとやっていると、音楽仲間ではドラムに目がいく人っていっぱいいるんです。例えば、キース・ムーンだったり、ロザリオスの中村さん観てスゲエなと思う人はいるんだなとここ数年でわかりました」
傷 : 「僕はヨースケがドラムを壊すのを見て、この人を入れようと思って。『君はキース・ムーンになれるかも知れない』って言ったんだよね。ヒザシは・・・」
ヒ : 「何で詰まるんだよ。目で訴えるだけじゃん」
傷 : 「すごいことになるんじゃないか。テッドはもうちょっと技術的な面を求めたところはありますね」
テ : 「ヴォーカルをずっとやっていて」
傷 : 「この人なら何の楽器も出来るだろうし、声も高くて僕と差があっていいだろうと。ヒザシは華やかさとユニークさを・・・みんな変わったよね。いいところが伸びてきた。でも、僕が一番変わったような気がする」
|
|
 |
●どんなところが・・・
傷 : 「みんなは僕が見立てた通り伸びてきている。技術もついてきている。僕は何だろうね(笑)」
一同 : 「人が変わった」
傷 : 「前は僕は歌ってたりしなかったんですよ。それが歌うようになって何かハジケちゃったんですよ」
ヒ : 「前に前に、って出るタイプじゃなくて、後ろから支える感じだったんですね」
傷 : 「前はギターだけ弾いていたんですよ」
テ : 「まさに『こんな人だったんだぁ』って感じだった」
傷 : 「ずっと知り合いなのにね。変わりつづけている」
|
●シューゲイザー(注8)みたいなバンドとかやってました?
傷 : 「まさにそれで、やってたんですけど『アレ?これが格好いいのかな、とか、これは自分は気持ちいいけども、お客さんはどうだろうとか、いろいろ考えて」
|
注8)シューゲイザー:90年代前半に、ジーザス&ザ・メリーチェインやマイ・ブラッディ・ヴァレンタインの影響を受け、轟音ギターノイズと美しい歌メロが特徴であるバンドの呼称。RIDE、LUSH、チャプターハウス、ペイル・セインツなど。ステージでは特にアクションとかするわけでもなく、淡々とうつむいてギターを掻き鳴らすだけなので「靴を眺める人(=シューゲイザー)」と呼ばれるようになった。ちなみに初期のレディオベッドやモグワイなんかはモロにシューゲイザー的な音なのだが、誰もシューゲイザーとは言わないのは何でだろう?
|
|
interview, report by nob and photo by saya38, izumikuma
|
|
|