PEALOUT・インタヴュー
「1回ライヴやると寿命が縮まる感じがする」
-- 今回、「響音狂鳴」は新譜のリリースがないツアーになりましたが、どうでしたか?
岡崎「リリースがないということで、逆にねえ、ルールを作らないという、今回のテーマがうまく出たかなあ」
高橋「結構、ライヴしたいから岡山来ました、とか札幌来ましたっていう感じのノリで、お客さんも本当ラフな感じで楽しんできてくれているんで。例えば、新曲聴きたいっていうのもあるとは思うんだけど、それ以外にこうなんかね、新曲プラス、はちゃめちゃなライヴというか」
岡崎「何が出てくるかわかんないっていうね。まあ、アルバム結構出してきたんで、どんなものがでてくるのか予測できないとか、突然、客席に下りてって演奏してみたりとか、客を上げたりとか、そういうハプニングなんかもあって、こっちも客も本当に楽しめる感じで、ちょっと一線超えてみようかなっていう感じもあったりとか(笑)」
近藤「曲順とかもね、通常のアルバム出してからのツアーだと新譜中心になってしまうけど、今回のは違うから、全部の会場で曲も違うし、結構、ある意味でPEALOUT自身が楽しんでる部分っていうのもあるし。」
高橋「だから、ツアー前に全公演来てくださいって言ったんですけども、全部の会場で曲順から何から違うんで」
-- そういう感じで、今回のツアーの目的は達成できたかな、という感じなんですね。
岡崎「そう、やっぱり自由な感じのライヴっていうのを実現したかったから。リリースがあってのツアーだと割とシナリオがあって、アルバムのカラーに沿った曲を演奏する。それはそれでいいし、それはずっとやってきていたし。僕ら結構、他のバンドに比べて曲調も多種あるし、ピアノもあればギターロックもアコースティックな部分もある。だからPEALOUTのバンド像みたいなものが伝わればいいかなっていうところで、各地でいろんな曲をやっているっていう感じはある」
-- 話はちょっと遡りますが、今年のフジロックのステージは、ちょっと変わった感じになりましたね。近藤さんは1曲目のC.M.Cの時に変わったメガネをかけていました。どこで買ったんですか?
近藤「あれはねえ、学生時代にルースターズがTV番組に出てるときに大江さんがああいうメガネかけてて、真似して買ったんですよ」
岡崎「おんなじもんなんだ、あれ」
近藤「いや、わりと近い感じで。たぶん500円とかそんな感じ(笑)」
-- あれ、わりとびっくりしましたね
岡崎「いや、俺知らなかったんだよね。ぱって見たらかけてるから、メンバーも知らないっていう」
近藤「みんなにミッシェルポルナレフって言われる(全員爆笑)。松村雄策さんにも『あれミッシェルポルナレフでしょ』って言われたし」
-- あと、クラッシュのカバーが多く演奏されていました。(演奏されたのはPOLICE ON MY BACK〜I FOUGHT THE LAWNOメドレーとWHITE RIOT)
高橋「今年、JOE STRUMMERが(フジロックの)ホワイトステージでやる予定だったって聞いてたし、彼がやったであろう曲をフジで俺たちやろうかな、と思って。別にトリビュートとかそんな大層なもんじゃないんですけど、やろうかと思ったんですよ」
岡崎「本音を言うと、決まったのが本番の10日くらい前、今年はないなあと思っていたら、PARKINSONSがキャンセルで急に出れることになって。俺たちはまあ、フジロックが得意というか結構出させてもらって、あの雰囲気も凄く好きなんで。ただ、下準備もできないぞという状況でじゃあ何やるって話になった時に、トリビュートというかカバーをやってみようかと。全曲カバーでもいい、とも思ってたんだよね。どんだけ人が集まるかも未知だったし、俺ら一生懸命ガーってやるよりも、俺たちがやってて楽しいでやろうかって。前に一回パーカッションのスティーヴ衛藤さんに入ってもらったりとか、フジロックって割とパフォーム的な要素が強かったから。ジョーストラマーに関してはね、そういうフジとの絡みとか、前からカヴァーしてたっていうのもあって。今回はそういう遊び心が強かったと思う。そういうことができるのが、フジの良さっていうか。どのバンドでもそういう要素が出るじゃないですか。だから、そこに集約したっていう」
|
|
interview by YSMZ and photo by
Q-TA
|
|
|