バンダ・バソッティ @ ピアッザ・マルカート、マルゲラ(4th Apr. '06)
結局はベルルスコーニの右派が僅差で敗北することになった総選挙直前の4日、ヴェニスのそばにある街、マルゲラで開催されたのは、イタリア共産党の主催するライヴ。ライヴの前には、公害で苦しんでいたこの街の被害者達の実情を訴える映像が流され、スピーチなんぞも登場した。
「だいたいこうゆうのは、まともな宣伝もしないから人が集まらない」
と、不満顔なのはマネージャー。が、サウンド・チェックを終えて、しばらくすると徐々に人が集まり始め数百人のオーディエンスが姿を見せていた。もともとバンダ・バソッティのライヴは、サッカーの試合と政治集会が合体したような雰囲気がある。当然ながら、この日も大合唱の渦が生まれているんだが、おそらくはなにも変哲もない街の広場で開催されるのがこういった集会やライヴ。日本じゃあり得ないだろう。なにせ、ちょっとでも音を出せば騒音への苦情が集まってくるし、それが政治的色彩を帯びていれば待ってましたとばかりに「圧力」が生まれる。先日も「自由と生存のメーデー06」というデモをした人たちが不当逮捕された。サウンド・デモということでDJをのせたトラックなども登場したんだが、その時の状況はこのサイトに詳しく報告されて、彼らを支援するためにメーデー救援会というサイトも生まれたようだ。日本とイタリアのこの格差がなにを示すのか、考えざるを得ないように思うんだが....
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