特集 : South by Southwest Music Festival
コラム 第3話 「インベーダージャパン 〜セカンド〜」
日本には女性だけでなく男性もいる。こんな単純なことを確認しなくてはならないくらい日本の男は人気が無い。しかし、ロックンロールの世界を覗いてみると状況が違うことに気付く。
日本男児がデカイ顔して爆音鳴らす、こんなことは当然のこととして受け入れられ、異性にも人気が…と言おうと思ったが、ロックンロール、やはり男性の客の方が多いかな。とはいえ、ギターウルフのライヴをハイライトとして日本の男のバンドは激しく支持されている。この事実は、海外に進出しようと思っている日本のバンドにとって何よりも力強くを勇気付けるものであり、逆にこれらのバンドを超えるくらいでないと成功は難しいというプレッシャーでもある。厳しい舞台で闘っているからこそ彼らの音楽は輝く。
大味日本のロック代表は、誰が何と言おうとギターウルフ。知名度抜群、ルックスもヘヴィー級、音の割れ具合に関して言えば絶対に世界一だ。ことSXSWの会場におけるギターウルフ熱は凄いもので、誰に話しかけてもギターウルフのことは知っている様子。しかし、逆に日本人で革ジャン着てれば「Hi,Guitar Wolf!」と声を掛けられることもしばしば。。。大雑把に捉えすぎだろ、外国人!しかし、海外のひとにとって東洋人は皆中国人に見えるというくらいだから仕方ないのか…
大味日本のクレイジー代表はDMBQ。ロック、特にアヴァンギャルドな畑において日本はしばしば収穫の的になる。もちろん質が高いからであるが、「日本=変人」という図式も無いことはない。こんなけったいな固定観念を植え付けた張本人はSonic Youth周辺の人たちとJohn Zorn裸都市なんだろうな、きっと。特に、ボアダムスにはじまる大阪のアンダーグラウンドアヴァンロックは根こそぎこの2者に掘られている気がする。しかし、DMBQ。この人たちは最も注目されていた時期を超え今もなお変態を続け、益々ドロドロに発酵していく。SXSWの受け具合を見る限りではアメリカでのブレイク、かなり期待できそう。
進出を繰り返す日本のバンドたち。我々はインベーダー、"異"な存在として海の向こうを掻き乱して行こう。映画『KILL BILL』で中国人ながら日本の組のトップに登りつめたLucy Liu演ずる"O-REN ISHII"が言っています、「やっちまいな!!」と。
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report by toddy
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