特集 : South by Southwest Music Festival

コラム 第2話 「インベーダージャパン 〜ファースト〜」
 何回観ても死ぬほど面白い映画『KILL BILL』の一作目(もちろん二作目もグレイト)。ディティールにこだわるばかり、日本を表現した映画からはどれをとっても日本の本質が見えてこないのが現実だが、その最たる例であるこの映画に出てくる「斬りたいネズミがいるから…」「噂がひとり歩きしてるみたいだねぇ…」なんて言葉は、日本人の我々でも口にしないマニアックな日本語だ。つまり海外から観た日本なんてのはまだまだ大味なんですよ、きっと。そして、ズレた日本を世界が期待しているということも事実。ゲイシャとかサムライとかソニー千葉とか。
 まず大味日本の代表格といえば、ジャパニ〜ズガ〜ルになるだろうか。海外から見る日本女子たち、特にアメリカ人が日本の女の子を見る目はちょっと普通じゃないと思う。まぁそれも特定のひとの場合に限るのかも知れないけど、ジャパンガールズナイトというものが成功しているくらいで、マーケットとして需要があることは明らか。このあたりの現状を知るべくいくつかガールズを拝見したが、Bleachなんかはそれこそ男子の客の方が多いけど、女の子を観に来ている感じではない。GITO GITO HUSTLERの場合だとちょっと状況は変わって、数人はまぁ光線発しているわけで、でも音楽的なところがイイので大半は音楽で身体を揺らしていた。ジャパンガールズの典型Titan Go King'sを見れなかったのは残念だったが、物凄いアイドル感だったという話は聞いた。
 今回結局は"アメリカの女性が強いからカウンターとして可愛らしい日本の女性が受ける"という誰もが抱くイメージの再確認をしたに過ぎないかもしれない。だからこそ、可愛いだけで通用する舞台でやっているヤツは勝手にそっちで頑張ってもらって、知名度の無い所で自分の音楽に向き合っているガールズたちには華やかな舞台こそ用意できないかもしれないが、我々の歓声で後押ししてあげたいという気持ちになる。
 日本の女の子に向けられるネトネトした光線の本数は今後も増え続けるだろうが、その光線の濃度が薄まってアツい熱を帯びたストレートなものになっていくことを願う。ガールズ頑張れ。
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report by toddycounter
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