特集 : South by Southwest Music Festival
The Emeralds 「言葉の壁、崩壊」 - part1 -
笑いが止まらない。日本のロックンロールがまた受け入れられた。別格のギターウルフは別としても、このJapan Niteに詰め掛けたオーディエンスの数にまず圧倒され、そして本気120%の盛り上がりにも圧倒させられた。。
黒いレザースーツの上下に身を包んでクールに登場したのはSXSW参戦2年目のThe Emeralds。去年に続いて2回目の参戦ということもあって登場からさわりのMCまで少し余裕が感じられる。余裕っていったて"日本語発音"の英語で話しているだけなんだが、Akio(Dr.)の顔には笑顔が見える。そりゃあそうだろう。だって登場しただけで、もうフロアは身動きが取れないほどギッチギチに埋まっているんだから。見た目だけはクールに見えるがライヴがスタートした瞬間、不思議な世界へ連れて行かれる。異国のバンドというだけでも不思議ワールドに値るのに、さらにぐるぐる回る世界に連れて行かれるのだから、そこにはまったら大変なことになる。
Osuke(B)とAkioがゆっくりとボルテージを高めていくのに対し、Kazuya(G,Vo,)は開口一番からまくし立てる。クサくて真顔でなんてとてもじゃないが読めそうにない歌詞を「超早口言葉」と高めの声で歌う(喋る?)と「なんなんだこいつら!」「カッコイイじゃねえか」といったレスポンスがフロアのアツさで返してくれる。そうすると転がる岩はどんどん加速していき、気づいた頃にはさっきまで底辺をしっかり固めていた2人も爆発。日本にはギターウルフ以外にもクレイジーなロック"馬鹿"バンドが存在しているんだということを見せ付ける。
もともと全編が日本語の曲で、英語の曲なんてものはないが、オーディエンスに言葉が通じているわけでもないのに、だんだんとのめりこんでいく人達。ややっぱり、言葉とかよりも、本気で演っている人達がいて、それを本気で楽しんでいるひとたちがいると、それを観た自分まで楽しくなったりするんだろうな。だからライヴ中盤でも終盤でも、ステージに夢中になるオーディエンスが出てくる。
日本でも決して有名とはいえないし、もっと上手いバンドはいるけど、それでも引き付けられてしまう「何か」がこのThe Emeraldsにはある。それは音とか歌詞とかそれよももっと大事なことで、本気でロックに(音楽に)夢中になって演っているかどうかなのかもしれない。夏には自主企画のイベントもあるそうなので、皆さんも一度チェックしてみてはいかかだろうか。
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report by taisuke
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