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特集『コンドウトモヒロ・歌の色』 / @ Shimokitazawa Club 251 (8th Jan '05)

part.1 - バンド編(前半)
 2005年1発目のコンドウトモヒロのライヴはドラム城戸紘志(JUDE)、ベースyoshiko(FARMSTAY)が参加してのバンドバージョンだった。この組み合わせは2004年の5月に始まって、7月くらいまでは何度か見られた編成だ。ここ最近はひとりでステージに立つことが多く、メンバーを入れてやるのは約半年ぶり。それだけ間があいていたにも関わらず、1曲目の”静かな世界へ”から3人で出す音はカチッとハマっていた。正直、7月に見たライヴは「ちょっとごちゃごちゃして聞こえるなぁ」という印象だった。3人が一斉に大声で叫んでいるような感じがして、せっかくの弾き語りの世界観が薄れるな、と思っていた。しかし、この日はそういった違和感はまったくなくなっていた。
 ライヴ後にその感想を伝えると「(当日の)昼にリハしたばっかりだからかなぁ」と笑いながらいっていたけれど、それだけではないだろう。それぞれがそれぞれの場所で活動を続け、成長した結果も少なからずあるはずだ。たとえば城戸にしても、自分を前面に押し出してくる主張の強いドラムだったのが(それが彼の持ち味でもあるのだが)、出るところと引くところのメリハリがはっきりしてきたように見える。JUDEの活動が始まって、フェスやツアーを経験し、また新たな武器を手に入れたのではないだろうか。
 コンドウトモヒロのソロライヴを見たことのない人のために補足すると、弾き語りの時はPEALOUTの曲ではなく、ソロ用の曲を中心に演っている。PEALOUTとはまったく違った空気を醸し出す楽曲。そこからは、その時感じた思いを正直に音にしていくような、柔らかさと鋭さが感じとれる。そんな相反するものが同居する多面体の歌は、見せる側面によって違った表情になる。

- part1 - バンド編 (後半)
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