ナツメン、bossston cruising mania、モーサムトーンベンダー、BONDAGE FRUIT @ 秋葉原CLUB GOODMAN(2003年5月23日)
都内にたくさんのライヴハウスがある中で、新宿のロフトや下北沢のシェルターも好きなハコであるけれども、今一番好きなのは秋葉原CLUB GOODMANかも知れない。出演するバンドがどうもツボなのだ。
秋葉原というと、日本随一の電気街とオタクが集うイメージがあるけれども、このライヴハウスはその反対側の昭和通りの方にある。こちらは地味なオフィスや飲食店がある地域だ。そんなところにぽつんと一軒だけ楽器屋があって、その地下がCLUB GOODMANである。
この日、開演ちょっと前に着くと、すでにお客さんたちが列を作っている。この前のお笑い系大集合のときもお客さんは一杯だったけど、列まではなかった。
この日の一番手はナツメン。男女混合の7人組で、ギターが3本でフルートやクラリネットのメンバーがいる。そんな編成でフジロックで言えばフィールド・オブ・ヘヴンが似合う音を出している。ジャムバンドや『アイランズ』辺りのキング・クリムゾンが好きな人にお勧め。7人の演奏が織り重なり合い心地良い空間を作っていた。ラストの曲でギタリストの一人が左用のギターを右に構えて(ジミヘンの逆)弾くという技を見せてくれた。
次がbossston cruising mania。この日はハードロック・ヴァージョン。ただし変拍子でゴツゴツしたハードロックで、その重くて異物感ある音が迫ってくる。バンドが鹿島エス尋の叫びに応じるように演奏に気合いを入れていく。このテンション、この力強さはこの日この場所の時間も空間も支配するものだった。WRENCHとか好きな人に観てもらいたいなぁ。
そしてモーサムトーンベンダー。数日前に体験したライヴが素晴らしかったので、この日も期待が非常に大きかった。まずは"Flower"で始まり、"レイク"へ。これはインストで攻めるのかと興奮してくる。次のヘヴィロック風のインストで、この日はボストン・クルージング・マニアにモーサムが、モーサムにボストン・クルージング・マニアが乗り移ったかのように思えた。数日前と同じく、藤田がシンバルを投げたり、武井がトランペットを吹いたあとで久しぶりに"Parade"。ここから百々のヴォーカルが始まる。"カム"〜武井がリードヴォーカルでフリクションのカヴァーの"BIG-S"〜そして"DUMDUM PARTY"と畳み掛ける。この前のリキッドルームの素晴らしさはそのままに、以前のように短かく凝縮されたライヴだった。まあ、このラインナップなら全部をインストにして、実験的な面を観たかったような気もするけど。
トリはBONDAGE FRUIT。渋さ知らズやROVOの勝井さんの宇宙的なヴァイオリンと早弾も出来るギタリストがガチンコ対決。もちろんベースとドラムもガッチリとサポートだ。とにかく、勝井さんのヴァイオリンが大好きなので十分に堪能できた。スローでサイケデリックな長〜い曲で充分酔わせたりといろんな面を見せてくれた。
200人も入ったら身動きが取れないくらいのハコでこのメンツは豪華だし、お得だと思う。こんな具合にいいバンドを見せてくれるのだからチェックは欠かせなくなってしまう。
thanks:マーブルリヴァー
report by
nob
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