クリスマスイブの伊勢参りに向けて - スカ・フレイムスのこと (24th Dec '05 ) - part1 -
 レビューとして書いていた矢先、imakazが先にレビューをアップしてしまった。納得してしまったが、いかんせん悔しい。ヤツがいくら年上であろうともやられっぱなしだと気が済まないので、スカフレイムスについて、とりあえず書こうと思った。ひょんなことから聞いた宮崎さんの言葉と、クリスマスイブに繰り広げられる「ルーディー達の伊勢参り」に向けて高まる期待でやったろうじゃないか。
 いよいよ発売となったスカフレイムスのアルバム。数曲はライブで聞いたことがありステージの上から「新曲です」なんて言われたら、帰り道で友人と「新曲は不良でヤバい」だの「もしかして…出る?」だの、話のネタは尽きなかった。
 実は発売前にここに収録されている音源を少しだけ聞いたことがある。メンバーにとっても欠かせない店であり、その関係は持ちつ持たれつ。そこでいつものように淡々と呑んでいたけれども、唯一いつもと違ったのは『REALSTEP』がかかったということ。聞いた瞬間に友人との話題を放ったらかしてカウンターに向き直り「これって、スカフレイムスの新譜でしょう!」と自信をもって聞いてしまった。楽しげなリズムと、アルバムが待ちきれない思いと、先に聞いてしまった優越感が酒のペースを早め、奄美の黒糖ラム酒ルリカケスまで飲みだす始末。スカのレジェンドと共演し、そのテクニックを我がものとし、あのリコ・ロドリゲスをして「スキャタライツみたい」と言わしめた彼らの新作は、やっぱり旨かった。
 ポツポツとノイズが走る中古のドーナツ盤を愛聴し続けたことは英国のネオスカ勢と変わらないし、世代的にも同じ。そんなスカ第二世代に属しながら、パンク以降のニューウェーブを取り入れることもなかった。おそらく、ジャマイカからの移民を受け入れていた英国ではなくて、スカという文化と完全に切り離されていた日本だからこそなのだろう。だけれども、スカは日本の演歌との符号も多いわけで、"りんご追分"が遥か南国の島国でカバーされていたことに驚きつつ、大きな親しみを覚えたりもしたはずだ。ついでに言うと、トロージャンやトレジャーアイル、スタジオワン等からレジェンド達のレコードが再発すると聞きつければ、浮き足立ってメンバー間で互いに素知らぬフリをしながらも、結局レコ屋に向かって鉢合わせ、などという逸話もまた面白く、ついつい頷いてしまうし、メンバーが何食わぬ顔でエサ箱(レコードを入れておく箱)をパタパタと漁る光景までもが自然と浮かんでくる。
- part2 -
check the album?
Realstep

report by taiki
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