ウォッチング・ザ・スカイ 2010 @ 日比谷公園大音楽堂 (4th Apr '10)
- アウトロ - 取材後記
あいにく曇り空での開催となってしまったけれど、終始和やかなムードが会場を包んでいた今回のイベント。その場にいるだけで、気持ちがほぐれたように思う。そしてすべてのアーティストから、春の光のような温かさを感じられる1日だった。
この日の開催場所は、日比谷の野外音楽堂。嬉しいことに再入場できるとあって、セッティング中などに公園内でのんびりする人もちらほら。誰もが想い想いに過ごしたのではないだろうか。また、入り口の前にはたこやきや焼きそばなどの露店も。肌寒かったこともあり、温かい食べ物を買いに出る観客が多くいたようだ。
ただ少し寂しいことに、会場内に並ぶのはスナック菓子などの売店のみ。だからか中には、大量のお酒やおつまみを大型のバックパック内に入れて持ち込んでいる人もいたほど。もしかするとちょっとしたアウトドア感覚を、楽しんでいるのかもしれない。
場内には休憩中も含めて、常時8〜9割の観客がいたように思う。家族連れも多く、20代後半以上といった比較的落ち着いた年齢層だ。きっと音楽フェスなどに行き慣れているのだろう。小雨が降ったときの対応や防寒対策も、かなりしっかりしていたのが記憶に残っている。そのように幾度となく、オーディエンスの柔軟さを垣間みれる場面があった。
そして公式ホームページでもコメントをよせていた細野晴臣や、シンガー・ソングライターの湯川潮音も足を運んでいたとか。ミュージシャンにも愛されるイベントになりつつある証拠だろう。それは昨年に続き出演するアーティストがいることからもよく分かる。
また、出演者を身近に感じる雰囲気も魅力のひとつ。めずらしくおおはた雄一が司会を務めるなど、常に観客との会話が飛び交っていたのが印象的だ。まさに、スタッフやアーティスト、観客の全員で作り上げるイベントだと実感することができた。
さて来年はどの会場で行なわれるのだろうか。なんにせよ暖かなそよ風が吹く中、ゆったりと歌が溶け込むのを体感したいところ。そして再び春の季節が訪れたとき、この野外音楽フェスティバル「ウォッチング・ザ・スカイ 」のことをぜひ思い出してほしい。春と音楽の一体感を、それぞれ自身の肌で触れてみる価値はあるイベントだ。
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report by ai and photos by nachi
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