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気持ち高めに設定していた期待値を、サケロックはいつも軽々と越えていく。タイト過ぎないバンドの音に心地良く体を揺らし、合間のMCでは腹を抱えて笑わせられる。笑いの絶えない時間が続いたかと思うと、ふとした瞬間にシリアスな演奏を聴かせてくれるのも大きな魅力だ。RORならではのサプライズとしては、中盤にエゴラッピンの中納良恵が飛び入りし、"スーダラ節"を披露。CDではギターの星野がゆったりとしたボーカルを聴かせてくれるのだが、中納のこぶしの効いた歌声もまた聴き応えがあった。楽曲の良さと笑いを求め続けるエンターテイメント性のバランス。その絶妙さに惹かれ、サケロックのライブには幾度となく足を運んでしまうのだ。この夏にはフジロックにも出演が決まっている彼ら。山奥で聴くこの音も気持ちが良いんだろうなと、気持ちだけ先走ってしまう。
comment and photos by funabashi
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