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South by Southwest Music Festival + Conference
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レゲエのみならず、その前身、ロックステディからスカにとって、カバーはお手の物で、その類を捜し出したら、数限りなくみつけることができる。そればかりか、実は、カバー・ヴァージョンが時にはオリジナルをも凌駕してしまうほどに素晴らしい出来になっていることも多々ある。さかのぼれば、ジャズの名曲、デイヴ・ブルーベックの「テイク・ファイヴ」やリー・モーガンの「ザ・サイド・ワインダー」あたりも定番だし、アメリカのコーラス・グループに影響を受けたウェイラーズなどがお手本にしたカーティス・メイフィールドやそのグループ、ジ・インプレッションズあたりもよくカバーされている。もちろん、ビートルズもポピュラーで、そういったレゲエ・カバーを集めたアルバムもけっこう簡単にみつけることができる。が、ひとつのバンドがそういったオリジナル・アーティストのアルバムをまんまカバーしたものはお目にかかったことがなかった。それをやってしまったのがこのイージー・スター・オールスターズだ。 手元にあるのは『Easy Star's Lonely Hearts Dub Band（イージー・スターズ・ロンリー・ハーツ・ダブ・バンド）』だけなんだが、確かにアルバムそのものをその通りの流れでカバーしているという代物で、レゲエ界のトップスターたちをゲスト・ヴォーカルに実に楽しい作品に仕上げている。これだったら、ピンクフロイドやレディオヘッドを料理したアルバムも聴いてみたいと思うし、これを聴いてライヴを確かめようと取材したのが今回の演奏だ。 とはいっても、当然のように、アルバムに登場しているゲスト・スターが大挙してオースティンにやってきているとは思わないし、それは期待していなかったんだが、それでも充分に楽しい。レゲエのバンドとしての完成度云々は別にして... というか、それよりなにより「楽しい」のだ。なにせ、出てくる曲は誰もが知っているものばかりで、自然とオーディエンスがノリノリになって、大合唱が起こる。みんながハッピーになる... というだけで、充分じゃないかと思ったのです。 comment and photos by hanasan |
| ==> Feature Special SXSW 2009 : Intro (JPN | ENG) |
==> Smashing Mag top page : JPN / ENG |
 Mag files : Easy Star All-Stars photo report (09/03/18 @ Emo's Annex, Austin) : photos by hanasan |
| The official site Easy Star All-Stars http://www.easystar.com/ check 'em? -->MySpace / iTunes the latest album  "Easy Star's Lonely Hearts Dub Band" (国内盤 / 国内盤 / US import - '12 analog) |
previous works "Radiodread" (国内盤 / UK import - '12 analog / iTunes)  "Dub Side of the Moon" (国内盤 / US import / US import / US import - '12 analog / iTunes)
"With a Little Help from My Friends / With a Little Dub from My Friends - Single" (iTunes)
"Until That Day - EP" (iTunes) "Let Down - Single" (iTunes) "Easy Star Vol. 1" (iTunes) check the albums? |
