Glastonbury Festival of Contemporary Performing Arts @ Worthy Farm, Pilton, Somerset (27th - 29th Jun. '08)
Solomon Burke @ Jazz World (29th Jun. '08)
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キング・ソロモンなのです。オーティス・レディングやサム・クックと並び称されるソロモン・バークに対して与えられている称号はキング。というので... でもないんだが、あまりの巨漢であるがために、ステージに用意されているのはキングにふさわしい椅子。その巨大な身体を支えてもらいながら、ステージに姿を見せるとき、ソウル・ショーにはつきもののようにMCが呼び込むのだが、それを担当したのはストリング・セクション超セクシーな女性二人。しかも、バック・コーラスの二人も実にセクシーと、ゴスペルに根ざしながらも「愛の唄」を歌い続けている彼にはこういった女性達も必要なんだろうと思う。なにせ、50代半ばで作った子供の数が21人だったというのだ。今は... どれだけいるのかわからないけど、それほど精力的というのは、彼の歌を聴いていて十二分に理解できる。
とはいっても、10代の頃から牧師として活動したり、ゴスペル・ショーでホストを務めたりと、カトリック教会で信頼も厚く、なんとローマ法王の招きでヴァチカンでの演奏もしているというのは驚かされる。
なんでも、ボナルーではバックにフレッド・ウェズリーがいたという話を聞いているんだが、グラストでは全然気がつかなかった。というより、写真をチェックしてみても彼の姿は見えない。おそらく、あれはアメリカだけのことではなかったんだろうか。
ソウル、R&B、ゴスペルの巨人といっても、若干の曲と名前を知っているだけで、体験してみようと出かけたのがこのライヴ。昔のアルバムの声と比較したら、「張り」は感じなくても、「艶」があるといえばいいのか... ガ〜ンという衝撃はなかったというのが正直なところ。それでも「貫禄」は充分感じましたけど。
comment and photos by hanasan
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