Glastonbury Festival of Contemporary Performing Arts @ Worthy Farm, Pilton, Somerset (27th - 29th Jun. '08)
Jimmy Cliff @ Jazz World (27th Jun. '08)
 
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どこかでジェイムス・ブラウンでも意識したんだろうか、まずはバック・バンドが登場して、知らない人はいないだろう、レゲエの歴史を変えた名作映画、『ハーダー・ゼイ・カム』のテーマ曲といった名曲オンパレードで幕が開く。充分に観客を煽って、ぐっと盛り上がり始めたところで御大の登場と相成るんだが、気の早い写真家がそのイントロダクションの核となるヴォーカリストに向けてやたらとシャッターを切っているのが面白かった。あの映画が世界にレゲエを紹介することになったのは70年代初期。その主人公を演じたジミー・クリフと並んでボブ・マーリーのふたりが世界にレゲエを世界に広めたことは疑うことない事実であり、ボブ・マーリー亡き後、ジミー・クリフが伝説的な存在として君臨することも間違いではないだろう。が、若い世代の写真家にはその顔も定かではなかったのかもしれない。
1948年生まれですでに還暦なんだが、まだまだ若い。さすがに全盛期の声は出ていないという指摘がなくもないんだが、有無をいわせないのが名曲の数々。"メニー・リヴァーズ・トゥ・クロス"や"ユー・キャン・ゲット・イット・イフ・ユー・ウォント"など、『ハーダー・ゼイ・カム』のサウンドトラックに収録されている曲が飛び出すと観客の熱狂は一瞬にしてピークに達してしまうのだ。
ラスト近くになるとメンバーのほぼ全員がドラムを叩き出し、アーシーでルーツィなナイヤビンギの世界に入っていく。そこで歌われた名曲、"バビロン"など、熱狂的なファンではなくとも知らない曲がほとんどなかったというのはさすがとしかいいようがない。
photos by hanasan
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