South by Southwest Music Festival + Conference @ Austin, Texas (12th-16th Mar '08)
Feature Special SXSW 2008
YB @ Burbon Rocks Patio, Austin (13th Mar. '08)

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これで3度目のYB体験となる。最初は2年前のソウルでのフェスティヴァルで、その次が昨年のSXSW。テキサスにも韓国勢のロック・バンドが姿を見せたというので、同じアジア人として放ってはおけない... というので、取材したんだが、このときに彼らが演奏したパンク・ヴァージョンの「アリラン」に卒倒するぐらいに感激してしまったものだ。
そのYBなんだが、資料を見ると韓国だけで200万枚のセールスを記録したバンドだというのに驚かされる。すでに韓国の音楽産業はポップスが主流で、ロックがチャートにはいることなどほとんどないといった話を耳にしたことがあるし、韓国の放送局にインタヴューされたときには、同じ文脈のなかで「どうすればいいんだろう」なんて質問も受けたことがある。だとしたら、驚異的な人気という他はない。
それを証明するように、この日のライヴでステージ前を占拠していたのは、おそらく、この日のために韓国からやってきたんだろう、韓国人オーディエンス。といって、それはそんなに驚くことではない。かつては日本のバンドだってそうだったんだろうし、すでに国外のマーケットでも活躍しているバンドが数多く存在する日本と比較するのはどこかで筋違いなんだろう。それにしても、そのオーディエンスの反応が、どこかでアイドルに対するそれに近いのに、奇妙な違和感を覚えていた。
その一方で、バンドの演奏はというと、そんなイメージとは全く違って、ソリッドなロック。おそらく、パンクもどこかで経由しているんだろうし、だからこそ、「アリラン」のパンク・ヴァージョンも飛び出してくるんだろう。が、パンクというよりはポスト・パンクを飲み込んだハード・ロックといった方がいいのかもしれない。いずれにせよ、2年前に初めてソウルで見たときよりも遙かにたくましく、タイトでハードになっている。さらに加えて、昨年同じこの街で彼らを見たときよりも、今回の方がサウンドが分厚くなって、彼らの演奏に余裕さえ感じさせている。おそらく、それは彼らが海外でライヴを重ねて獲得した自信のなせる技なんだろうか。
すでに韓国ではスタジアム級の会場でライヴをしている彼らが、この4月30日に中野サンプラザで初来日公演をすることになっている。なんでこんな会場なんだろう... という、思いはあるんだが、日本にいる韓国人だけでも充分に満杯にできる自信があるんだろう。それが日本のロック・ファンにどう映るのか、興味津々といったところだ。
comment and photos by hanasan
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