ゲット・ローデット 2007 @ クラッパム・コモン・パーク (26th Aug '07)
- ボンヂ・ド・ロレ - 燃える地球の裏側

今年ニューレイヴの大砲として目覚ましい活躍を見せているシーエスエスはブラジル出身だが、同国からこれまた今までに無いユニークさで近頃頭角を現して来ている男女混合トリオ、ボンヂ・ド・ロレ。何だか舌を噛みそうな名前だが、英国人にはボン・ド・ロールとしか発音できないらしい。らしい、というのは隣にいたスタッフ達がそう呼んでいたからなのだが。バンド構成、といってもMCとしてフロントのペドロとマリーナがヴォーカルを取り、DJ兼MCのロドリゴが回すレコードとプログラミングされた音に合わせてひたすら陽気にわっしょい、わっしょい、てな感じで歌い踊る人達なのだが、これが観ていてめちゃくちゃ楽しかった。
バイレ・ファンキというジャンルのサウンドをベースに、80年代のヒップホップやヘヴィ・メタル、エレクトロニカ、テクノまで網羅したキッチュなサンプリングが絡まって、独特のダンサブルな展開を生み出している。メイン・ヴォーカルはマリーナであるが、ペドロとの取っ組み合いの様に激しい動きが何よりも目を奪う。単純明快ではないそのリズムは、ダンスのセンスに欠けるシャイな英国人が一緒になってノるには一瞬躊躇いがちなところもあったが、文化の違いを知り、それを楽しむとはまさにこういう事で、皮膚感覚の異なるこのような情熱的で陽の気概に溢れた彼らの佇まいには抜きん出た個性を感じた。
ここまでお祭り騒ぎの限りを尽くされれば、腰を振り振り、両手をかざして大仰にダンスしてこそこのグループを楽しめるというものだし、こちらが恥じらっている間もお構い無しに彼らはひたすら陽気にステージの上を飛び跳ねて続けるので、知らぬ間に隣り合った人と笑顔を交わしながら踊り出した人々がどんどん増えていった。キッスかよ、と突っ込みたくなるフェイス・ペインティングも笑えた。バンドを観続けた後に、こうしたダンス・チューンで体をリセットするにはうってつけ。いやいや、単独公演も是非に観てみたい。
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report and photos by kaori
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Get Loaded in the park 2007 (intro)
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report and photos by kaori
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燃える地球の裏側 (07/08/26 @ Get Loaded in the Park 2007, London) : review & photos by kaori
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2007
可愛いだけじゃあ、だめなのよ : ライロ・カイリィ (20th Aug. @ イズリントン・アカデミィ、ロンドン)
宵を彩るファンタジスタ : シザー・シスターズ (26th Jul. @ ジ・オートゥ、ロンドン)
悲しくても泣けない時がある : ブライト・アイズ (4th Jul. @ シェファーズ・ブッシュ・エンパイア、ロンドン)
暴れん坊がゆく! : ノイゼッツ (24th Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
ワンダーワールドはキリの良い所までが丁度良い : ミーカ (24th Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
叫ぶなら中身を詰めよ : ザ・ホラーズ (24th Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
陽気で緻密なサウンド・マジック : ザ・ゴー!ティーム (24th Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
大団円はもらった : ザ・ゴシップ (24th Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
夢見る頃は過ぎない : パトリック・ウルフ (23rd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
極めずに進み続ける野心 : ザ・クークス (23rd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
辿り着いたメッカ : クラクソンズ (23rd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
夜を制した男 : イギー・アンド・ザ・ストゥージズ (23rd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
旬に乗ったらどこまでも : CSS (23rd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
不思議少女のラビリンス : バット・フォー・ラッシィズ (23rd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
洗練されしお茶目心 : ルーファス・ウェインライト (22nd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
紳士の奏でる狂奏曲 : モデスト・マウス (22nd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
血は雨よりも濃く : ザ・クリブス (22nd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
純粋なる純白 : ブライト・アイズ (22nd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
ソウルが無くても昂るの? : ブロック・パーティ (22nd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
ビョークがビョークである所以 : ビョーク (22nd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
楽団と狂騒 : アーケイド・ファイア (22nd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
腐った魚は食えない : ジ・オートマティック (22nd Jun. @ グラストンバリー、ピルトン)
胸に巣食うよ、インディ病 : ザ・ピジョン・ディテクティヴス (30th May @ HMV、ロンドン)
指先の革命 : DJクラッシュ (27th May @ ココ、ロンドン)
じゃじゃ馬歌姫、KO勝ち : ザ・ノイゼッツ (24th May @ ココ、ロンドン)
かくも熱き音魂 : コールド・ウォー・キッズ (21st May @ ココ、ロンドン)
グロウスティックの震撼 : クラクソンズ (18th May @ シェファーズ・ブッシュ・エンパイア、ロンドン)
大波に乗れ! : ザ・マッカビーズ (17th May @ アストリア、ロンドン)
嵐を呼ぶ男 : ザ・レモンヘッズ (16th May @ ココ、ロンドン)
虎穴に光る虎児の牙 : プル・タイガー・テイル (11th May @ プラウド・ギャラリィ、ロンドン)
娯楽なロックは裏切らない : マキシモ・パーク (10th May @ アストリア、ロンドン)
壊れたおもちゃ箱 : ディアフーフ (2nd May @ ココ、ロンドン)
命短し、踊れよ乙女 : キャンセイ・デ・セイ・セクシィ - シーエスエス (23rd Apr. @ アストリア、ロンドン)
汗くさメタルよ、さようなら : ロストプロフェッツ (23rd Apr. @ HMV、ロンドン)
腹に響くぜ、ロックン・ロール : ブラック・レベル・モーターサイクル・クラブ (18th Apr. @ アストリア、ロンドン)
大人しいのは見せかけさ : ピーター・ビョーン・アンド・ジョン (15th Apr. @ ココ、ロンドン)
金の卵探しはオール・ナイトで : ザ・ナインティーン・ハンドレッズ、ジャック・ペネイト、グッド・シューズ、ビッフィ・クライロ (13th Apr. @ フォーラム、ロンドン)
行儀良く聴きたい夜には : ジョアン・アズ・ポリス・ウーマン (12th Apr. @ スカラ、ロンドン)
眠れぬ森の王子 : パトリック・ウルフ (11th Apr. @ アストリア、ロンドン)
裸の俺様 : レイザーライト (8th Apr. @ アールズ・コート、ロンドン)
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