朝霧ジャム - イッツ・ア・ビューティフル・デイ - @ 朝霧アリーナ (7th to 8th Oct '06)
- ミラー・システム -
月明かりが神々しく夜空を照らす1日目のムーンシャイン・ステージのトリとして登場したミラー・システム。ミラー・システムとしての2人よりシステム7としての2人の方がグローバル的には馴染みがあるかもしれない。スティーヴ・ヒレッジ、ミケット・擬ローディ夫婦がメンバーであるのは変わりないが、そもそも打ち出す曲のコンセプトがアップvs.ダウンテンポという点でまるっきり違う。今回はスティーヴの計算されたギターサウンドとミケットの卓越かつ熟練されたシンセサイザー捌きが奏でるダウンテンポ、チルアウトなミラー・システムとしての姿がステージ上に。すでに朝霧モードが出来上がっているオーディエンスを相手に、極上の空間を演出する1時間公演であった。
30年のキャリアは伊達ではない。悪い意味ではない。年季が入っている。この朝霧ジャム 06随一の「静」のDJプレイだろう。それまでのムーンシャイン・ステージを幾重にも包んでいたアゲアゲな空間も、確かにオーディエンスにここ朝霧に居る喜び、そして幸せを授けていたが、ふたりの生み出すこの世と楽園とでも言うべく別世界の狭間にいるかのようなゆらゆらの空間においても皆が思い思いに身体を揺らし、頭を揺らし気持ち良さそうな表情を浮かべていた。何も強制されない(2人は私たちに何か求めていたか?) 、でも"勝手にしやがれ"でもない (2人は私たちに引導を渡していたか?)。
私たちの表情・雰囲気をまじまじと見つめつつ、時折夫婦の会話を交わし、次の極上のひと時を図ったかのようにクリエイトするその円熟感漂う振る舞いは、間違いなく私たちを満足させていた。全体的に静かに流れるためか、他の曲に比べて比較的アップな「Y2K」でもテンションが極端に上げさせられる。このエネルギーの有効活用とでも言うべく曲回しは、レインボー・ステージでザ・ポーグスに熱狂して熱くこの夜の果てを向かえるのとは正反対に、ゆるく良く1日目を終えるには最高のシチュエーションをもたらした。
静かなまま1時間が流れ、自然とアンコールの声が聞こえる。満を持して出てきた2人は「システム7」と姿を化していたように見えた。また静かに出だしたかと思った2人のプレイはいきなり野太いバスの効いたアップなものに豹変した。その時間わずか10分弱であったが、ふたりの遊び心に感服。してやったりの顔をされてこっちも「ちっ、やられた!」と素直に従順の念に駆られるしかなかった。ぶちっと音が切れて(ハプニング?) 、名残惜しそうに手を振るふたりを見つつキャンプサイトへと退散。ふっとした脱力感そして満足感を身体に背負い私たちはまた次の日のアクトを妄想するのであった。
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report by toshiharu and photos by ikesan
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Asagiri Jam : It's a beautiful day - intro - (JAP / ENG)
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mag files : Asagiri Jam
Jam Special '05 : JAP / ENG (05/10/01 - 02) : photos by hanasan, hiroqui, saya38, keco, ikesan, sam & yusuke
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今年は雨 (02/09/28 - 29) : review by nob, photos by ikesan
photo report (02/09/28 - 29) : , photos by ikesan
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Mirror System
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