ザ・グリーンマン・フェスティヴァル
@ グラヌスク・パーク、クリックホウウェル、
ブレコン・ビーコンズ国立公園、ウェールズ (18th-20th August '06)
- ザ・グリーン・マン・フェスティヴァルを歩こう-
■ザ・グリーン・マン・フェスティヴァルに流れる空気
まさに朝霧Jamを置き換えたようなフェスティヴァルだった。だが朝霧よりも流れている空気がまったりとしていて、時間の経過ものんびりしている。そして朝霧Jamだけではなく、日本のフェスとの一番の違いはとにかく家族づれのお客さんの多さだった。はしゃぎまわるくらいの年回りのチビッ子だけではなく、もしや生まれたてではないですか?と問いたくなるような赤ちゃんも本当に多い。昼間も20℃を切り、夜になると白い息が見えるほど寒くなるという決してチビッ子にとってはいい条件ではあると思えないように見えるが、どんなに小さくてもフェス仕様の服装をしている。足下はかわいらしい長靴にフリースやつなぎになっているカッパなんて当然といった感じだった。そういう光景に驚いていること自体が間違っているのかと思うほど、この国ではフェスというものは音楽好きだけが楽しむための空間ではなく、年齢関係なくすごすことのできるスペースであることを認識させられた。このフェスに来て一番痛感させられたことだった。
■ メインステージ
メインステージに向かって広がる芝生は丘になっていて、どこからでもステージを観ることができた。メインステージを取り囲むようにイタリアン、メキシカン、オーガニックピザ、アイスクリーム、イングリッシュなどのゴハンのお店が並び、横にはフェスの物販と、バプの一角のように組まれたバーのテントがある。朝にはイングリッシュ・ブレックファーストを出すお店や、机やイスを並べてしっかりと腰をおろして食べることのできるお店など、3日間では制覇できない数のお店が並んでいた。だいたい1食5ポンド前後で量もしっかりあったゴハンの内容については別ページで紹介したいと思います。またバーでアルコール類を頼むとプラスティックのコップに注がれ、次回そのコップを返しに行くとコップ代を返してもらえるという制度になっていました。もしかしたら再利用できる紙コップよりも優れたシステムなのでは? なんて。
■ グリーンマンステージ
メインステージ後方の丘を通り抜けるとゲートがあり、ここでリストバンドのチェックが行われる。このゲートをくぐると休日のマーケットのような一角が広がる。ここはグリーンマンステージと言われる一番小さなステージがあるのだけれど、タープ1張り分の本当に小さな小さな学園祭の風景のようだ。グリーンマンカフェと呼ばれるバーが並ぶ。フジで言えば苗場食堂に当たる空間だった。
■ショップエリア
グリーン・マン・ステージとDJテントまでの道の両脇にはアクセサリーやレコード、オーガニックな素材で作られた衣類、幾種類ものランタンが所狭しと置かれるショップなどがずらりと立ち並ぶ。そしてこの写真のお店は……というと、服などの雑貨も置かれているのだけれど、看板を見るとマッサージ屋さんでした。人気があったようで、フェス期間中どの時間帯も行列ができているくらいでした。
■ JDテント
どこのフェスにも不夜城と化すスペースがあるらしい。ベタベタな選曲だとわかっていても上がる一方のボルテージ! 昼間はレジャーシートをひいてのんびり過ごす人の姿も多いものの、夜ともなれば、様々な色の照明がテントを染め、テントには入りきれないくらいの音楽好きがアルコール片手に集まるテントと化した。
■キャンプファイヤー
毎晩、DJテント以外の全てのアクトが終わると、DJテントから少し歩いた広場のようなスペースでキャンプファイヤーが始まる。キャンプファイヤーの周りに並べられている大きな丸太に座って火を眺める人や、ギターを片手にご機嫌な歌を歌いだす人など、まだまだ元気な人達が集まってきていた。息も白くなって体の心から冷えてくるこの時間帯に、身体だけではなく心も暖めなおしてくれるホッとできる場所だった。
■ キッズエリア
これだけのチビッ子が集まるフェスだけあって、チビッ子のためのエリアも当然のように十分ある。それぞれのテントでは打楽器を触ってみんなでいっしょに演奏したり、白い布に思い思いの絵を描くお絵描きスペースがあり、紙芝居を観られるスペース、日本でも最近よくある化学変化を利用した簡単な実験コーナーや、朗読を聞けるテントもある。集中力が持続しない子供達の性分に合わせて、それぞれが長くても1時間ごとに区切られていた。
■ フォーキードーキー(セカンド・ステージ)
こちらはセカンド・ステージとなるテントで多くて7〜800人程度入ることができるくらいの大きさのテント・ステージ。照明も最小限なのだけれど、それがまたこのテント独自の手作り感溢れる雰囲気を醸し出していた。そしてどのステージにも共通するのが、ステージとオーディエンスとを隔てる柵がないことだった。カメラマンにとっては撮影する場所の確保ができず、撮影前にまず自分のポジション探しをするのが一仕事という感じだったのだが、ライヴを観る側としては、これだけの距離感でステージを観ることができたことも、このフェスの雰囲気を象徴していたのかもしれない。
■羊、羊、羊!?
こちらはフェスの会場というわけではないけれど、フェンスに囲まれた会場から少し歩くとこのように羊や牛などがいる牧場があった。よく見ると遠くに見える山にも何やら点々としたものが見えていたのだけれど、あれは全部、羊や牛のようだった。いつもよりもちょっと騒がしいなぁ……と思っていたかは知らないけれど、とにかく黙々と延々と牧草を食べ続ける羊達だった。 |
report by kuniko and photos by izumikuma
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The Green Man Festival 2006 (intro)
18th - 20th Aug : over all photo document by izumikuma
18th Aug : feat. Scott Matthews, Circulus(review), The Aliens (review), Gruff Rhys (review), Donovan, Simple Kid
19th Aug : feat. Quasi, Euros Childs, King Creosote (review), Jose Gonzalez
20th Aug : feat. Archie Bronson outfit, Bert Jansch (review), Richard James, Calexico (review), Gruff Rhys (review)
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