button ライジング・サン・ロック・フェスティヴァル 2006
(18th to 19th Aug '06)

- ロックンロール・ジプシーズ - 漂泊のロックンローラー

Rock'n'Roll Gypsies
 響き渡るギターの音で、うつむいていた人たちがいっせいに顔を上げる。30分ばかり時間が押し、みんな雨の中ロックンロール・ジプシーズの登場を待ちわびていた。いい意味で絵に描いたようなロックンローラーたちの登場に、歓声が上がる。もうこの人たちはロックを知り尽くしていそうだし、ロックを背負って生まれたような貫禄すらある。小細工も無理もなく、ただ流れるようにロックをやる、そんなシンプルなスタイルだけで格好よくきめられるのは、長年培ってきた技と勘があるからこそなのかもしれない。

Rock'n'Roll Gypsies 観に来ている人たちは、ルースターズ時代から好きですといった様子の面々がやはり多いのだけれど、往年のロックンロールがどんなものなのか聴いてみようではないかという思いでこのステージに来たような若い子たちもちらほらいて、彼らの曲をバックに、舞い踊ったり取り憑かれたように頭を揺らし、時々神様を見るような目でステージを見つめた。

 ロックンロール・ジプシーズのテーマ曲のような「風の跡」を聴いていると、ロックの荒野を吹きすさむ横風を受けながら、ギターをぶら下げて黙々と歩いている花田の姿が浮かんでくる。ちょっとやさぐれていて、男前で、ギターを弾いて歌を歌う。これで格好が悪いわけはない。存在感というのも、ロックには大切なことだ。

Rock'n'Roll Gypsies 「ゴキゲンなナンバーだぜ」と言いたくなるような80年代の匂いがする曲が多いが古臭いとは思うことなかれ。王道を突っ走ってきて、流行廃りに左右されることがなかったからこそ、古臭さを感じないのだ。

 以前何かのインタビューで花田が「何もないところから、何がでてくるかがロックンロール・ジプシーズだ」と言っていたので、今日は何が出てくるのだろうと期待していた。出てきたものは、けだるさとスリルを併せ持った極上のロックナンバーだった。本当にかっこいいものはいつの時代だってかっこいい。それを思い知らされた。
Rock'n'Roll Gypsies



report by rica and photos by q_ta
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Rising Sun Rock Festival 2006 (intro : JPN / ENG)



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button漂泊のロックンローラー (Rising Sun Rock Festival 2006 in EZO 18th to 19th Aug '06) : review by rica, photo by q_ta
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