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@ Austin, Texas (15th-19th Mar '06)

SXSW 2006 レビュー

Overall View Vol.1
『SXSW、ショーケースという名の街フェス』


SXSW 2006
 去年は音楽のある場で思い切り楽しんだ。言ってみればそれは音楽を聴きに行くこと以上に、空間が、ひとが、音楽が、どう繋がっているのか楽しみたい、だからやってみる、アンテナ伸ばしてみる、と動いた結果で、その方針で駆け回ってみると、それはそれは小さな世界が広がっていることに気付くわけだ。『楽しみたいひと』と『伝えたいひと』、その関係だけでボクたちはいける。ただ、サウス・バイ・サウスウェスト(以下、SXSW)はそのバランスが他のイヴェントとズレてるから可笑しいと思う。SXSWほど『伝えたいひと』が主導権を握っているイヴェントって、実は少ない。

SXSW 2006  昼から深夜まで10軒近くライヴ会場をはしごして、右手に会場マップ、左手にタイム・スケジュール、疲れきったカラダ、ホテルで寝て朝起きたらその日のスケジュール確認して... こんなしてまで振り回されてる姿見たらさぞかし喜ばしい表情するだろな、SXSW始めたひと。
 このイヴェントって、地方都市から全米中にアーティストを売り込むにはどうしたら? というところからオースチンの若者3人の発案で始まってるから、しかもそれが80年代後半、「楽しむってMTVじゃないんでないの?」が根底にあるような気がしていた。にもかかわらずビジネス・ライクな企みもありショーケースという形になっていて、4日間で1400バンド、並でない出演数だと思いませんか? これだけのバンドが一斉にひとつの街でライヴをするのだから『伝えたいひと』がお客さんに歩み寄って行くのも必然、ショーケースがつまらない、というのは嘘だと思う。

SXSW 2006  SXSWと言えば出演バンド数がハンパでない、狂ってる。会場オースチンのメイン・ストリートである6番街周辺にライヴ会場が40?50あるというのもおかしな話だけど、もちろんそこだけでは収まらないので、ちょっとした郊外に特設ステージを立てて演奏するバンドもある。それが野外であるケースもあり、当然そこには周辺住宅、頭に浮かぶのは騒音問題だろう。が、お構い無しの爆音に住民の苦情は... 出ない。むしろ、そういったパーティーはタダで参加できる場合が多く、街のひとも楽しみに来るという始末。この街、おだやかなフリして相当狂ってる。60万人近くいる人口のうち学生が約5万人を占めるという背景があるのかもしれないけど、ブッシュのお膝元テキサスにこれほど愉快な街があるなんて驚きです。

 しかし、それも初回から数え20年を経て、大きく見れば、なかだるみもあるはず。ただ、自分にとってみれば、ショーケース・イヴェントのオモシロさであったり、2度行っても全体像を掴みきれない「まだそんな表情もってるの、SXSW」な感じだったり、思うところはたくさんあって、それはまだまだ日本に伝わっていない部分だと思う。このユルくズレたイヴェントをボクはもっと日本人に知ってもらいたいし、SXSW人口を増やして日本でもオモシロいことを始めるひとがたくさん出てこればいいな、街でフェスを楽しみたいな、なんて数十年後の日本を想うのですが、どうなんでしょうね。

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