ズイノシン集中教室 〜ほんとは祭り〜 多摩ダ美 feat. ズイノシン、ストラグル・フォー・ブライド and more @ 多摩美術大学 (4th Nov '05)
Vol.1 「コドモ喜ブ、オトナ苦シム」
11月といえば学祭シーズン。そして秋です。秋にかこつけてなんでもできるのがこの季節の強みですが、学祭というワクワクにつられボクは多摩美術大学に着地。多摩といってもボクが行ったのは上野毛、上野毛キャンパス。多摩とか言っておきながら上野毛ってところが混乱を誘いますね。グルグルと。
見渡してみると日本各地で個性的な学祭企画が展開されています。そしてそれは学祭という全国フェスティヴァル週間のなか、ライヴハウスとは異なる"大学"という場がどんな影響を持ち得るのか、試される時でもあるわけで。例えば、行ったことないんで詳しくないんですが、京都大学の西部講堂はロック界隈によく知られた場所で、70年代学生運動を経て、村八分など伝説ライヴがあった場所として今でも磁場を強めていると聞いてる。また、京都精華大学の学祭は今年も豪華へんてこミュージシャンなど集結したようで、昔はじゃがたらの江戸アケミも唸ったという話。音楽に限らず、そのような"建物"や"人間"が作る空間って魅力的だと思いますね。その点、学祭も見逃せません。
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多摩美術大学は校内のど真ん中に広場があって、その周りを校舎が囲むといった格好をしている。塀を隔てた向こう側には集合住宅が数件立ち並び、ステージは野外にセットされていたため、少し騒音が気になる距離感。案の定2日間行われた祭りで1日目に苦情が来てしまい、2日目は全公演を屋内でやるハメになってしまった。住民さまは、1日目の野外ステージに出演した渋さ知らズの爆音でビックリしたんですかね? 別に1日や2日、ね、楽しんだらいいと思うんですけど。
で、2日目のライヴは屋内。撮影スタジオみたいに使われそうなフラットな空間で、天井は周りの白さもあって高く感じる。ここまで黙っていたわけじゃないけど実はこの学祭企画、大好きなイヴェント、"アブダビ"とコラボレーションの形をとっていて、その名も多摩ダ美。ナウい! イカす! というわけで、メンツもオモシロイことにズイノシンやストラグル・フォー・プライド、ドラびでお、オヴ・ナックス、などなどテロ級の様相。ボクがはじめに観たストラグルはハードコア・ノイズの野獣として最近爆裂な人気を博しているバンドで、ヴォーカルの今里さんの血管はち切れそうな咆哮と何故か踊れるノイズの浮遊感でいつもヤられています。未体験のひとは是非ということで。
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そして終盤にズイノシン。時間が大幅に押したため、セッティングに時間のかかる彼らは本当に演奏できるのか次第に不安が募り始める。セットの合間、そこへ追い討ちをかけるように「あと持ち時間30分ですけど」という声、ライヴ合わせて30分ってこと? 焦ったドラムのナニくんは「それ、それは無理や! ……いや、無理とかないな、できる、デキマス!」と相当テンパった様子の応対。実際はまだ時間があったらしく難を逃れた彼らであったが、時間無いから変装しないまま演奏!? なんてこともあったのでは... と、少し惜しい気持ちもありつつ、キチンと変装ライヴがはじまった。
観客の虚をつく登場はこの日も抜群のキレ。生まれたての子羊よろしくフラフラとナニくん、バットを支えにカタコトの日本語を響かせる。「ズイノシンライヴ、スル。オキャクサン、ヨロコブ」とか、爆笑です。ゲラゲラしちゃったよ、まったく。
その後もライヴは猛烈に炸裂し、お客さんもみんなしてカラダ乗り出しビックリドッキリ、笑顔でニヤニヤ。この表情見てボクはいつも考える。ズイノシンは攻撃する相手が的確なんだと。コドモには攻撃しない。オトナには攻撃する。オトナに見えんよう、聴こえんようにヤンチャしてる。そんなバンドがどれだけ大切なのか、ちょっと考えればすぐ分かること。彼らはこの日も沢山のコドモをオモシロさせてましたよ。オトナからニガいこと言われたって、彼らはいつでもボクたちを楽しませてくれる。なんかよくわからんけどカッコエエのです!!
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report and photos by toddy
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2005
Intro : 「サウンド・システム / 台場に強磁場」 : マウント・システム 2005 feat アブラハム・クロス 「アブラハム・クロスです」,ザ・デット・パン・スピーカーズ 「枝葉つける一本の...」 (23rd Oct. @ Tokyo Odaiba Open Court)
簡単にお隣フェスとはいかないぞ / 韓国ロックの黎明期を体験: Gwang Myeong Music Valley Festival (7th to 9th Oct. @ Gwang Myeong City, Korea)
溢れる想い: サン・パウロ (1st Oct. @ Asagiri Arena)
なにもかもほかして : ブリーチ(26th Oct. @ 渋谷AX)
CD review : 『極楽都市 / 好物』 : Rumi(ルミ) (26th Oct.)
流れるものは留められない : サウンド・トライブ・セクター・ナイン (1st Oct. @ Asagiri Arena)
溢れる想い: サン・パウロ (1st Oct. @ Asagiri Arena)
黒は終わった、白くぬれ!: シアター・ブルック (30th Sept. @ Liquidroom Ebisu)
その日は近い: 二階堂和美 + 渋谷毅、外山明 (18th Sept. @ Kichijoji Star Pine's Cafe)
インディーの手鏡: タイム・ボム・レコーズ 15周年記念イヴェント feat. タミオ・イノウエ, ルインズ, ジ・イーヴンズ, ブラインド・ビースト (18th Sept. @ Shibuya Quattro)
のび太くらいほっとけない: 危ダビ中年院 feat. ドラびでお、マキタ学級 with グレート義太夫、mr. natural(ミスター・ナチュラル) (17th Sept. @ Roppongi Super Delux)
パンドラの箱空けた: マグマ (16th Sept. @ Shibuya O-East)
突然の贈り物: カドゥ feat. 大貫妙子 (14th Sept. @ Yokohama Motion Blue)
厚み増す年輪、追いかけても回帰: あふりらんぽ (10th Sept. @ Tsujido Sputnik Cafe)
誤解上等、ズイノシンはパンクだよ: ズイノシン (9th Sept. @ Shibuya O-Nest)
危ないミライ、ヒカリは地下から: 危ダビ少年院 feat. コンチ、煙巻ヨーコ Session + 藤乃家 舞、オプトラム + カコイヨシハル(from ズイノシン)、エンジェル・オー・ディー、ノイナン、ガルペプシ、ディステスト (2nd Sept. @ 六本木スーパーデラックス)
ビールで酔いの宴: スペースシャワー列伝 第五十三巻 feat. カットマン・ブーチェ、サケロック、デパペペ (12th Aug. @ 新宿ロフト)
胸いっぱいの: 二階堂和美 (21st Jul. @ 新宿マーズ)
季節がら入り混じりまして: Metalchicks' Pre-release Party feat. メタルチックス,ASA-Chang & 巡礼,にせんねんもんだい,キー (16th Jul. @ 渋谷ラッシュ)
コラム : 環境的音楽"オシリらんNOSIN (16th Jul.)
Interview : 現時点、最高のバンドである理由: ズイノシン (11th Jul.)
HIPHOP苦手でもいらっしゃい: ECD (1st Jul. @ Shibuya O-nest)
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東京もんが集まるんも、こら〜当然だわ: 破壊宙 vol.2 (12th Jun. @ Shinjyuku JAM)
Interview : あふりらんぽを知りたくないか!?: あふりらんぽ
やんや言うけど、のびのびやって!: あふりらんぽ (3rd June. @ 渋谷O-Nest)
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凄く大きい音が出て、そこでマゾンナは...: 新宿ロフト 6th Anniversay "RHYTHM OF FEAR" feat. ザ・原爆オナニーズ、DMBQ and マゾンナ(21st May. @ 新宿ロフト)
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