buttonGwang Myeong Music Valley Festival
in Gwang Myeong City, Korea (7th to 9th Oct '05)

韓国ロックの黎明期を体験 - part1 -


Music Valley Festival
 兎にも角にもオモシロイことばかり。ひとの顔見てればここは日本か!? と思えるけど、街を見渡すとやはりハングル、どうにも平衡感覚が定まらない。地下鉄を使って会場へ向かうが、文字が分からないので、駅の数かぞえて「あと7つか」、「もう着いた? あれ、さっきの駅か!」とグルグルまわる感覚先行の世界。ようやく会場に到着すると、フェスティヴァルのあいだ通訳をしてくれるパクさんという女性がボクたちの到着を待ってくれていた。そして、歩きながら彼女からいろいろ話を聞くたびに浮かび上がるイヴェントの実像、音楽の話ならどんなに複雑な話も焦点が定まる。やはり文化は共通言語だ。

Music Valley Festival 初日7日はあいにくの雨。しょんぼりではあるが足取りは軽く、あっという間に会場へ到着。グラウンドに立てられた特設ステージとその状況... ポッかーん。ま、まぢで!? パイプ椅子なん? どうなんだいシット・ダウンて。デッカいステージの前にはズラーと並んだパイプ椅子の列、列、列。これがフェス慣れというものか、インディ・ロック・フェスとこの情景はどうしても結びつけることができなかった。これじゃ卒業式だよ。しかし、そう簡単に全てがうまく回るわけでなし、やはり前例が無いのだ。それを強く痛感したファースト・コンタクトかな。

 ステージはメインのオープン・ステージと4つのサブ・ステージ。サブと言ってもそれぞれの環境がオモシロく、はじめに足を運んだステージ1は商店街のど真ん中。ステージとなるテントを囲む店舗に、マクドナルドやコンビニまではいいけど焼き肉屋や普通の露店が数件とくれば状況が違う。いろんな人間がここを横切るのだ。ここが完全無料の強みというか、ステージはあれど、ライヴの善し悪しは生活者に判断が委ねられているといった印象。ステージなのだからストリート・ライヴとも趣が異なり、端から見ると完全に異質ですね。

 ここで見た初めてのライヴ。それが自分にとって1発目のライヴにあたるわけだけど、はじめはなんとも言えない気持ちだった。その理由のひとつ、あまりに緊張感がなさ過ぎる。かといえば音響を気にして演奏を中断し全然先に進まないということもあって、リハーサルかと間違ってしまうくらい。このあともいくつかバンドを見たが、実際リハだったり本当はライヴだったり、こっちが韓国語を解さないせいか一気にパニック状態へ。

Music Valley Festival  しかしその中でもキラリと光る面白いバンドがひとつ。バンド名を聞くと"下着バンド"というらしい... いや、みんな待ってくれ! 違うんだ、そんな名前のクセにもの凄くストイックな音を出すんでビックリしたんですよ。完全にポスト・ロックの陣形で誰ひとり観客の方へカラダを向けない。ベースに女の子をひとり置いているので、見た目でも飽きが来ない。あとでhanasanと話していたのだけど、韓国のバンドは何故かバンドの中に女の子がいる場合が多い。それに関して背景に何かあるのかどうかは分からないけど、ちょっと不思議な感じ。そして、後になって下着バンド(Underwear Band)が他のフェスティヴァルにも出演するという情報を得、なかなか侮れない存在だということに気付くのだけど、商店街にそぐわない黒いオーラをまとったあのバンドのインパクトは強く残った。シチュエーションが自然と活かされていたのだ。

 この日は雨のためストップになったステージや次の日から始まるステージなどあり、商店街のステージを除けば稼働していたのはオープン・ステージというメインのステージのみ。ボクたちは夕方過ぎに商店街を後にして、夜から始まるメイン・アクトのスタートを待った。パイプ椅子フェス... どうなることやら。

report by toddy and photos by hanasan

photos : intro | ->part1 feat. Snowdrop Sixteen, & Tearliner

Gwang Myeong Music Valley Festival Special - intro(JPN) -

buttonon the 7th

 review:
 簡単にお隣フェスとはいかないぞ
 韓国ロックの黎明期を体験

 photo report :
 part 1 - feat. Snowdrop Sixteen, & Tearliner
 part 2 - feat. Underwear Band
 part 3 - feat. Edao, O So-Young & Bird
 part 4 - feat. Han Dong Jun & Jang Pil Soon
 part 5 - feat. Jo Dong-Jin
 part 6 - feat. Yi Sung-Yol
 part 7 - feat. Lee Tzsche
 part 8 - feat. Lee Byung-Woo
 part 9 - feat. Hahn Dae-Soo
buttonon the 8th

 review:
 韓国ロックの現在を体験

 photo report :
 part 10 - feat. Hata & Ran, Monotype, Starry-Eyed & Murmur's Loom
 part 11 - feat. Cabinet Singalongs, Oh! Brothers, Amature Amplifier
 part 12 - feat. Peppertones, Mongoose
 part 13 - feat. Sogyumo Acacia Band, Kafka
 part 14 - feat. Slow June, Cosmos
 part 15 - feat. Bluedawn
 part 16 - feat. Sweater
 part 17 - feat. 49morphines
 part 18 - feat. Vassline
 part 19 - feat. Lee Jang-Hyuk, My Aunt Mary
 part 20 - feat. Huckleberry Finn
 part 21 - feat. Deli Spice

韓国ロック特集 '04- Rockin' Seoul!

buttonmag radの韓国インディー・ロック・レポート : report by rad, photos by hanasan
 Intro : 韓国ロックをチェックせよ!
 part 1 - はじめに
 part 2 - 韓国到着
 part 3 - Cocore LIVE in ソウル
 part 4 - Interview Sugardonut
 part 5 - Interview Cocore vol.1
button番外編 photo report of cocore with Sagitta and 59 (04/04/24 @ Koenji UFO club) : photos by nachi
buttonphoto report (04/06/12 @ Ssamzie Space Baram, Seoul)

buttonmag files on Korean Rock :

buttonphoto report (04/06/12 @ Ssamzie Space Baram, Seoul)
buttonphoto report (04/04/24 @ Koenji UFO club) : photos by nachi
buttonphoto report (04/02/28 @ SSAMNET , Seoul) : photos by hanasan
buttonphoto report (04/02/28 @ SSAMNET , Seoul) : photos by nachi
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The official site

Gwang Myeong Music Valley Festival/

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button2005

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buttonCD review : 『極楽都市 / 好物』 : Rumi(ルミ) (26th Oct.)
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button溢れる想い: サン・パウロ (1st Oct. @ Asagiri Arena)
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buttonInterview : あふりらんぽを知りたくないか!?: あふりらんぽ
buttonやんや言うけど、のびのびやって!: あふりらんぽ (3rd June. @ 渋谷O-Nest)
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