MODS MAYDAY '05 25th Anniversary Supported by Ben Sherman + SEXY DYNAMITE LONDON @ Club CITTA' Kawasaki (21st May '05)
Ready Steady G◎→!! : ソウル・ミッション
ワウワウを多用した、ギターの揺らぎが印象的なインストバンドがSOUL MISSIONである。スマートなビートにモダーンズの心意気が十分感じられるジャムバンドでもある。コンガへのショットは清涼感があり、おおかたの予想を裏切る高い気温だったこの日のMAYDAYにはもってこいだった。モンド、ボッサも抱き込んだ、トータルでいうところのラウンジミュージックを提供していった。おしゃれな店でBGMとしてかかっている情景も似合うのだが、一回でもライブを見てしまうと、昼下がりのカフェだけでは物足りなくなってしまう。彼らの手により生み出される透明なサウンドが体を突き抜けると、69年ブライトンでのモッズVSロッカーズの衝突もまるで嘘のように感じる。スペーシーなキーボードに妄想するはモッズの向かう小宇宙、そしてスクーターのヘッドライトが一斉に点灯したランでの目黒トンネルだった。
|
ワック・ワック・リズム・バンド
"Wack Wack Rhythm Island"から始まるWWRBのkinkyなお祭り騒ぎは、この日も健在だった。モッズには欠かせないUK産のノーザンソウルを、はにかみ混じりの笑顔でもって提供していく。グルーヴが絶えない縦ノリのリズムが迫り来ると、まるで彼らのフィールドで転がされているような感覚にとらわれた。
終盤には、ギャズレコードから7 inchも出しているロックステディ・コーラスグループ、DreamletSから2人のフロントウーマンが乱入するというサプライズが。小池(Sax)も一肌脱いで、女性3人のスパンコールがキラキラと輝く。国見(Trumpet)の襟元にもスパンコールが覗いていたのはWWRB流のじらし/イタズラ心と受け止めながら、スタンドマイクの後ろで展開されるコミカルな振り付けをしながらのコーラスや、パーティバンドとしての自負が顔を出し、これでもかと言うくらいに25周年を祝い盛り上げていた状況に、おのずと小躍りしてしまうのだった。
|
report by taiki and photos by maikokko
|
mag files : mag files : ソウル・ミッション (Soul Mission)
review ( no title) (05/05/21 @ Kawasaki Club Citta) : review by taiki, photos by maikokko
mag files : mag files : ワック・ワック・リズム・バンド (Wack Wack Rhythm Band)
review ( no title) (05/05/21 @ Kawasaki Club Citta) : review by taiki, photos by maikokko
review (no title) (05/04/10 @ Down Beat DELUXE Kawasaki Club Citta) : review by taiki, photos by mari
photo report (05/04/10 @ Down Beat DELUXE Kawasaki Club Citta) : photos by mari
mag files : Mods Mayday
"We are the mods,We are the mods,We are,We are,We are the mods!!!" (04/05/15 @ Club CITTA' Kawasaki) : review by imakaz, photos by hiroqui
「非常事態」の夜に集まれ! (04/05/15 @ Club CITTA' Kawasaki) : review by joe, photos by hiroqui
LIVE! LIVE! LIVE! 『M◎D SUIT RIOT!』 (04/05/15 @ Club CITTA' Kawasaki) : review by taiki, photos by hiroqui
スクーターラン 『ターゲットに向かって』 (04/05/15 @ Shibuya) : review by taiki, photos by hiroqui
|
|
|